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【もしも】種・種死の世界に○○が来たら13【統合】

109 :量産型牛& ◆eVzLvfNS20BR :2014/01/06(月) 01:03:22.04 ID:???
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 彼は唐突に名乗った。
 彼女は彼の反応に微笑み、笑顔で答えた。

「フレイよ。フレイ・アルスター」
「……フレイ、良い名前だ。君らしい」
「あら、そう?……本当はそう思っていないんでしょう?」

 疑惑の眼差しを向ける彼女に、アスランは慌てて彼女の言葉を否定する。

「そんなことはない!
……君とは、こういう場所じゃない所で、会いたかった」
「……そうね。本当に、何やってんだろ。私達。フフ」

 二人は互いのわだかまりが解けると、プライベートなことも含めて談笑を始めた。
 深まりゆく夜の闇の中、炎の揺らめきが二人を照らした。


 ミゲルは独房の様な個室を出され、新しい部屋に移された。
 てっきり元居た医療室へ戻されるものと思ったが、新しい個室があてがわれたのに驚いていた。
 同室には勿論ラスティの荷物も有るが、彼はゲームをしに遊びに出ていて部屋には居ない。
 部屋のドアは開かず、必要な時に転送ビームによって勝手に運ばれる。
 一つある窓には見慣れた宇宙空間が広がっているが、一つ違う点を挙げるとすれば、
比較的多くの岩石が浮遊していることだろうか。ここは小惑星帯の中なのだろう。
どこの小惑星帯かは分からないが、推測するにアステロイド辺りと考えるべきだろうか。
しかし、アステロイドで無傷で宇宙船が留まり続けるというのは危険な話だ。
どのようにして衝突を回避しているのだろうか。見たところ、動いている様子は無い。

 ここは不思議な場所だ。
 連合でもZAFTでもない。だけど、そのどちらよりもずっと優れた技術が備わっている。
 宇宙人というものがいるとすれば説明し易い話だが、彼らに応対した人々は皆人間だ。
何の変哲も無いただの人間だが、コーディネイターの自分よりも力を持っていたり、
戦闘センスが良かったり、知識も豊富に理解している。彼らは一体何者なのだろうか。

『ドクターからミゲル』
「…なんですか」
『君と会いたい人物がいる。良いかね?』
「良いも何も、俺はいつでも暇ですよ」
『そうか。分かった。コンピューター、一名転送』

ーピーピーポー

 ミゲルの体は青白い光に包まれ粒子となって消えた。
第39話終わり。40話へ続く。ご支援有り難うございました。
次回はまた一ヶ月後くらいかな。年度末で忙しくなるのですみません。

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