文学理論 10 [無断転載禁止]©2ch.net
- 1 :吾輩は名無しである:2016/10/15(土) 10:43:02.72 ID:52u1ZxOn
- 文学における批評や理論について意見や情報を交換するスレッド。
記号学、テクスト論、ナラトロジー、精神分析批評、受容理論、マルクス主義批評
ニュー・クリティシズム、ヌーヴェル・クリティック、テマティック批評、新歴史主義、認知論
などなど。
前スレ
文学理論 9 http://echo.2ch.net/test/read.cgi/book/1473726035/
文学理論 8 http://echo.2ch.net/test/read.cgi/book/1456876313/
文学理論 7 http://echo.2ch.net/test/read.cgi/book/1428940593/
文学理論 6 http://peace.2ch.net/test/read.cgi/book/1411222847/
文学理論 5 http://peace.2ch.net/test/read.cgi/book/1398531661/
文学理論 4 http://peace.2ch.net/test/read.cgi/book/1306120505/
【Literary】文学理論・文学批評V【Theory】 http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/book/1189092029/
【Literary】文学理論2【Teory】 http://pyon.2ch.net/test/read.cgi/book/1111258919/
文学理論 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1034435329/
※入門書
テリー・イーグルトン 『文学とは何か―現代批評理論への招待』
田辺保〔ほか〕編 『文芸批評を学ぶ人のために』
ジョナサン・カラー 『文学理論』
ラマーン・セルデン 『ガイドブック現代文学理論』
ピーター・バリー 『文学理論講義』
フランク・レントリッキア、トマス・マクローリン『現代批評理論―22の基本概念』
フランク・レントリッキ、トマス・マクローリン『続:現代批評理論―+6の基本概念』
フランク・レントリッキア『ニュー・クリティシズム以後の批評理論』上下
廣野由美子 『批評理論入門』
西田谷洋 『学びのエクササイズ文学理論』
- 2 :吾輩は名無しである:2016/10/16(日) 11:29:40.26 ID:oekZzHQG
- 念のため保守
レッシング読み直し中
何回目か
- 3 :吾輩は名無しである:2016/10/16(日) 19:03:58.44 ID:mL2QKSQI
- 【認知心理学】耳を澄ませて声を「聴く」日本人 相手の口を注視する英米人との違い明らかに 視線や脳波からみた言語・文化の影響 [無断転載禁止]©2ch.net
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1476494359/
- 4 :吾輩は名無しである:2016/10/17(月) 02:32:53.75 ID:APXVJOYD
- 英米人って口見てるんじゃなくて顔、というか、目を見てるんだろ。はっきりそう教育するし。
- 5 :吾輩は名無しである:2016/10/17(月) 06:34:27.55 ID:9DJRW6RR
- 目を見るように訓練するのは何故なのだろうか?
嘘を見破るためか?
- 6 :吾輩は名無しである:2016/10/17(月) 14:34:30.02 ID:qw1vKMkc
- 打撃系の格闘技は相手の目から目を離さない?
中世の武家社会では首実検用に、全国の武将の目の絵のコレクション或いは一覧図?重んじられていた?
- 7 :吾輩は名無しである:2016/10/17(月) 14:39:05.91 ID:qw1vKMkc
- 松浦の『明治の表象空間』なんてのは、地方の聞いたこともないような名前の女子大の講師ぐらいが取り上げるテーマであって、60才の東大教授が書くべきもんじゃない。
- 8 :吾輩は名無しである:2016/10/17(月) 14:46:15.00 ID:lwj9Mty8
- テーマじゃなくて中身が書けるかどうかだよ
ホニャララと存在の大いなる連鎖
だって書く人が書けば面白いだろう
- 9 :吾輩は名無しである:2016/10/17(月) 15:08:37.84 ID:ivx4MWBn
- 何とでも言い訳するw
恥も外聞もないね。
小国日本の明治とかは、唐沢俊一にでも任せときゃ良い。
彼なら面白い盗作で世間を賑わせたろう。
- 10 :吾輩は名無しである:2016/10/17(月) 15:55:07.09 ID:lwj9Mty8
- とにかく表象文化論のスクールを
やり込めたい感情は伝わったよ
- 11 :吾輩は名無しである:2016/10/18(火) 08:35:48.59 ID:+8SgAiX0
- >>10
ところで、表象文化論てなに?
wikiにはこう書いてあるけど。
「表象」という概念は、哲学においては「再現=代行」であり、演劇では「舞台化=演出」、政治的には「代表制」を意味しています。
表象文化論学会は、この「表象」という概念を、さまざまな文化的次元の関係性の核を表わすキー・コンセプトとし、
文化的事象を孤立した静的対象として扱うのではなく、それが生産され流通し消費される関係性の空間、
すなわち、諸力の交錯する政治的でダイナミックな「行為」の空間の生成と構造を考察しようとするものです。
- 12 :吾輩は名無しである:2016/10/18(火) 12:20:20.22 ID:mSokd2LU
- 今書評見たら
一葉の独白表現と教育勅語の比較が
ウケているようだな
そこだけ読んで見たいわ
- 13 :吾輩は名無しである:2016/10/24(月) 21:52:55.06 ID:DXqQ3Y60
- 定期保守
音楽批評だがハンスリック面白そう
ポチった
ディドロ到着
没入に関しては前半にちらほら
- 14 :吾輩は名無しである:2016/10/26(水) 09:46:41.40 ID:PZO/lfjd
- 美学の主要思想を全部詳解した
本があればいいのに2000ページくらいで
日本語で読みたい
東大美学は美学便覧作れよ
- 15 :吾輩は名無しである:2016/10/26(水) 10:25:58.66 ID:lbAFxcq1
- 詳解した
で切るなよ(笑
- 16 :吾輩は名無しである:2016/10/26(水) 10:37:23.22 ID:Ign3jnR6
- 佐々木健一『美学辞典』
全部目を通そう
- 17 :吾輩は名無しである:2016/10/26(水) 10:51:09.02 ID:qwHirZH3
- あれはダイジェストすぎる
あの分量ではベストだけど
それから日本思想がスルーだし
- 18 :吾輩は名無しである:2016/10/26(水) 11:01:31.15 ID:jPgOn4z+
- >>14
ちょっと古いけど、ヘーゲルがいいと思うよ。
もう読んだ?
- 19 :吾輩は名無しである:2016/10/26(水) 11:08:19.47 ID:qwHirZH3
- あっそうなんだ
ヘーゲルはヘーゲル以前の美学を
総紹介してるの
ヘーゲル体系じゃなくて
じゃあ読んでみよう
- 20 :吾輩は名無しである:2016/10/26(水) 20:58:44.24 ID:W/tNJf+v
- 寒くなるとわたし早川莉里子(剛)はヘラって男の人なら誰でもよくなります(腐女子で元レズです)
ハメ撮りで有名な相馬ドリルおじさんと二人でラブホに行って服を全部脱いで
裸を見てもらいながらエッチなことして写真を撮ってもらいます http://i.imgur.com/OkhHEg3.png
男のニコ生主さんと沖縄旅行に行ってオフパコしたのも冬です
バンドマンののこさんと内緒ではじめて会ったのは今年の夏です(衝動とミーハー心でした)
粘着と依存してるのはまだ人気者だし (私が病気だから) です
この夏は三人の男の人と会いました(パコは二人です)
わたし土井莉里子はこういう世界に住んでいるので
裸の写真が一生残ることに抵抗なんてないんです (色んな男の人に丸出し写真いっぱい見られてるのも知ってます)
わたしの人生なんてどうでもいいんです(少年Aさんとも仲良し)
http://imgur.com/a/S3zdd
三鷹か吉祥寺で見かけたらナンパしてください 寂しい・・・
http://i.imgur.com/HMeYFEy.png
http://imgur.com/a/bCTQo
- 21 :吾輩は名無しである:2016/10/26(水) 21:06:13.25 ID:wy5/+B76
- 素直にSEP読んだほうがはやくないか美学
- 22 :吾輩は名無しである:2016/10/26(水) 23:36:54.36 ID:H111Y6ww
- ハンスリック途中まで読んだ
面白いw音楽におけるレッシング、グリーンバーグだな
ハンスリックの形式というのがよくわからん。グリーンバーグの平面性みたいな分かりやすいフレーズではない。
ディドロの没入の方が評論には使いやすそうだ。
- 23 :吾輩は名無しである:2016/10/27(木) 01:13:11.75 ID:bI87pDDD
- Stanford Encycropedia of Philisophy
だね
でもこれ本当に整理だけだから
ちょっと
そういや美学事典の自然美
人口の町並みが自然美として把握されるっていう
ところがイマイチでパリとか例も何ぞこれ
ってなったな
出たばっかの時に初読で違和感あった
- 24 :吾輩は名無しである:2016/11/02(水) 19:06:55.82 ID:XnRKfoCL
- 今道講座美学1を買ったぞ
今道はイマイチ評価がわからんが
まあ読んでみる
- 25 :吾輩は名無しである:2016/11/02(水) 20:50:30.18 ID:aO1YlK8d
- 定期保守
ハンスリック読了
形式しかないんだという徹底的なフォーマリズムだが、実際の批評文においてこれがどんな悪罵に化けるのかw
批評文も見つけたらポチりたい
文学に直接関係なくてすまん
文学に於けるこういう形のフォーマリズムはマラルメやジッド辺りなんだろうが、このタイプのフォーマリズムが理論として純度高く結晶したものを知らんのよ、レッシングやらバビットまで遡らんと。
- 26 :吾輩は名無しである:2016/11/02(水) 22:45:00.43 ID:Zmj+RFNU
- 存在するかどうかもわからない、文学理論への欲求、の元は何なんだ?
文学史?美学?その他もろもろ?
肝心なのは、哲学風に言うと、それらが止揚されていないと言うこと。
- 27 :吾輩は名無しである:2016/11/02(水) 23:15:43.95 ID:1ou3atG6
- 物事には、すべてなにかの原理があって、それを解き明かせばその物事を理解できると考える人たちが、一定数いるんだよね。
ある意味、スーパーマン信仰なんだろうな。
- 28 :吾輩は名無しである:2016/11/03(木) 00:19:02.42 ID:32eBp2J6
- あるいはメディア「が」(浅田彰)メッセージである、のマクルーハンか
マクルーハンの文芸批評をポチろう
- 29 :吾輩は名無しである:2016/11/03(木) 08:44:54.65 ID:32eBp2J6
- マクルーハンの文芸批評ポチったった
世評ではニュークリ系統だとか
- 30 :吾輩は名無しである:2016/11/04(金) 11:27:08.28 ID:CnrF8Zzu
- >>29
いろいろポチってるみたいだけど、読むのが速いんだね。
- 31 :吾輩は名無しである:2016/11/04(金) 19:07:11.16 ID:ky/TK3Dj
- そういやフーコーはいつになったら文庫化するのだろうか
- 32 :P ◆.uKag/vUmY :2016/11/04(金) 19:08:08.10 ID:Nzhxy8AV
- フーコー高すぎ
- 33 :吾輩は名無しである:2016/11/04(金) 19:21:41.78 ID:CnrF8Zzu
- >>31
いくつも文庫になってるけど、言葉と物のこと?
- 34 :吾輩は名無しである:2016/11/04(金) 20:47:23.06 ID:FaYJBCQj
- 主著文庫化してるん?
文庫は講演とかじゃなくて
- 35 :吾輩は名無しである:2016/11/04(金) 20:53:33.99 ID:CnrF8Zzu
- >>34
知の考古学は文庫になってる。
- 36 :吾輩は名無しである:2016/11/04(金) 20:57:58.82 ID:FaYJBCQj
- 『狂気の歴史』『臨床医学の誕生』『言葉と物』
は無いか
- 37 :吾輩は名無しである:2016/11/04(金) 21:00:34.11 ID:CnrF8Zzu
- >>36
お約束の回答として、図書館で読めば?
- 38 :吾輩は名無しである:2016/11/04(金) 21:03:11.13 ID:FaYJBCQj
- いや
文庫になって欲しいという意図なので
図書館は関係ない
- 39 :吾輩は名無しである:2016/11/04(金) 21:14:19.80 ID:CnrF8Zzu
- >>38
もう読んだけど、あるいは読まないのに、文庫になって欲しいと?
文庫拡大普及会かなんかの人なの?
- 40 :吾輩は名無しである:2016/11/04(金) 21:22:52.63 ID:FaYJBCQj
- 別に絡むような話じゃないですよ
落ち着いて
- 41 :吾輩は名無しである:2016/11/04(金) 22:05:08.51 ID:u6CZWGUP
- むしろオレ専用図書館が欲しい
地下書庫、可動式書棚完備
- 42 :吾輩は名無しである:2016/11/05(土) 15:53:46.57 ID:9Yuf1Lim
- >>40
文庫になってるのも知らないのに、見栄を張って取り繕ってるからだろw
まあ、どうせ過疎スレだから、どうでもいいけどさ。
- 43 :吾輩は名無しである:2016/11/05(土) 17:34:08.22 ID:5Z3BWvW9
- 講座美学1買ったら2が来たw
- 44 :P ◆.uKag/vUmY :2016/11/05(土) 19:02:18.97 ID:O26IvWue
- >>41
ベルンハルト「消去」に出てくるね
- 45 :P ◆.uKag/vUmY :2016/11/05(土) 19:04:39.57 ID:O26IvWue
- あ、ちくま学芸文庫で出てるのか!
- 46 :P ◆.uKag/vUmY :2016/11/05(土) 19:07:47.28 ID:O26IvWue
- フーコー・コレクション〈1〉狂気・理性 (ちくま学芸文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/4480089918/
たとえばこれが「狂気の歴史」なの?昔は同性愛者も共産主義者も狂人として精神病院に入れられた、みたいな話?
- 47 :吾輩は名無しである:2016/11/05(土) 19:19:17.23 ID:ARH8oXTi
- その文庫は講演とかそういうものを集めた
もので『狂気の歴史』じゃない
- 48 :吾輩は名無しである:2016/11/05(土) 19:44:54.57 ID:ARH8oXTi
- 文庫でオススメは
ベンヤミンコレクションだね
一生読める
スルメ
- 49 :吾輩は名無しである:2016/11/05(土) 19:54:19.52 ID:9Yuf1Lim
- 文学理論という括りだと、焦点が定まらないから言いたい放題になるね。
- 50 :P ◆.uKag/vUmY :2016/11/05(土) 20:02:23.08 ID:O26IvWue
- じゃあ「狂気の歴史」の文庫って出てないんじゃない。
- 51 :吾輩は名無しである:2016/11/05(土) 20:17:03.41 ID:1JetnAfT
- 主要三作が文庫で出てないのは有名
- 52 :P ◆.uKag/vUmY :2016/11/05(土) 22:50:04.05 ID:O26IvWue
- 僕らの主張、間違ってなかったって事だよね。謝って欲しいな。
- 53 :吾輩は名無しである:2016/11/05(土) 23:57:45.14 ID:/wDCVTpc
- >>52
だれ宛かわからないけど、あたま大丈夫?
- 54 :P ◆.uKag/vUmY :2016/11/06(日) 00:06:16.51 ID:dXYZd9To
- >>53
自分に言われちゃったと思った?で、あなたが自分に言われたと思ったとして、僕はあなたにどういう意味のメッセージを送ったか理解してる?
- 55 :吾輩は名無しである:2016/11/06(日) 00:15:44.12 ID:/zFrG2zc
- >>54
なにを言ってるの?
ほんとに、あたま大丈夫?
- 56 :P ◆.uKag/vUmY :2016/11/06(日) 08:18:02.38 ID:dXYZd9To
- もう君レスしなくていいよ(笑)
- 57 :吾輩は名無しである:2016/11/06(日) 10:48:02.26 ID:Lc6Q3a00
- マクルーハン来ないな
アマでも洋書は時間がかかるね
次にポチるべきは何か
- 58 :吾輩は名無しである:2016/11/06(日) 11:02:31.49 ID:/zFrG2zc
- >>56
どうしちゃったの?
精神病んでるの?
言いたいことがあれば、はっきり言ったほうがいいよ?
- 59 :P ◆.uKag/vUmY :2016/11/06(日) 12:52:17.75 ID:dXYZd9To
- わからないならいいって(笑)この話やめようよ(笑)
- 60 :吾輩は名無しである:2016/11/06(日) 14:08:33.52 ID:/zFrG2zc
- >>59
気持ちの悪い人だね。
なにかの勘違いなら、なおさらはっきり言ったほうがいいよ。
わからないのは、君がはっきり言わない、あるいは言えないからなんだから。
- 61 :P ◆.uKag/vUmY :2016/11/06(日) 14:10:34.79 ID:dXYZd9To
- フーコーの主著は文庫化されてないよね、という話だよ。
- 62 :吾輩は名無しである:2016/11/06(日) 14:37:16.09 ID:/zFrG2zc
- >>61
もっとも象徴的な主著の、『知の考古学』は文庫化されてるよ?
それ以外の主著については、だれも文庫化されてるとか言ってないぞ?
思考集成の一部は文庫になってる。
その中では、主著とほぼ同内容の主題が扱われている。
こんな話の流れだった。
なにを勘違いしたんだ?
- 63 :P ◆.uKag/vUmY :2016/11/06(日) 14:42:52.33 ID:dXYZd9To
- >>62
じゃあ「文庫になってるのも知らないのに」ってのは何を指してたの?
- 64 :P ◆.uKag/vUmY :2016/11/06(日) 14:47:11.00 ID:dXYZd9To
- 「知の考古学」が文庫になってるのも知らないのに、っていう意味だったの?なんでそれを知らないと思ったの?
- 65 :吾輩は名無しである:2016/11/06(日) 16:18:33.02 ID:pwHnFeO1
- >>63>>64
『知の考古学』のことに決まってるじゃないかw
もともとは、>>31と>>33に関する話題。
フーコーのものは、次から次というほどではないが、少しずつ文庫化されてきている。
>>31は、それを知らないから、「いつになったら文庫化するのだろうか」という書き方になったと解するのが、普通の人間の読み方。
- 66 :P ◆.uKag/vUmY :2016/11/06(日) 16:46:44.05 ID:dXYZd9To
- 結局「知の考古学」しか文庫になってなくて、>>36に書いてある作品はひとつも文庫化されてないという意味で>>36は正しいじゃん。>>36の後に>>42みたいなレスをしたら「普通の人間」は>>36が文庫化されたのかと思うわな。
- 67 :吾輩は名無しである:2016/11/06(日) 17:02:22.58 ID:pwHnFeO1
- >>66
レスのやり取りも追えないのかよw
誰も>>36の中身は否定していない。
>>36が『知の考古学』のことも知らずに、別の本を引っ張り出して言い訳してるから、お約束とか、見栄っ張りとか、からかわれただけだw
君が変な風に気をまわすのは、普通の状態ではないからかも知れないよ?
- 68 :P ◆.uKag/vUmY :2016/11/06(日) 17:34:55.48 ID:dXYZd9To
- いや、僕は知らなかったけど、>>36は「知の考古学」が文庫化されてる事は知ってたんじゃねーの。なんか無闇に攻撃的だよな。何か嫌なことでもあったの?
- 69 :吾輩は名無しである:2016/11/06(日) 20:10:22.94 ID:pwHnFeO1
- >>68
君のような、無知で他人の言葉を理解できない人間が嫌いなだけだよw
- 70 :P ◆.uKag/vUmY :2016/11/06(日) 20:14:57.76 ID:dXYZd9To
- 生きるのが辛いの?
- 71 :吾輩は名無しである:2016/11/06(日) 20:21:37.11 ID:GsU1AX5l
- イライラしてるんじゃないかな
- 72 :吾輩は名無しである:2016/11/06(日) 20:25:25.77 ID:pwHnFeO1
- フーコーの著作で、いくらかでも文学理論に関係すると思われるのは、『知の考古学』と『言葉と物』だと思うけど、フーコーの文庫化を期待してる人はどう読むのかな?
同意でも、反論でも、内容の批判でも、聞いてみたい。
もちろん思考集成の中からでもいい。
僕が読んでいないものもあるから、そのときは時間がある限り読んでみる。
- 73 :P ◆.uKag/vUmY :2016/11/06(日) 20:28:40.39 ID:dXYZd9To
- 文庫化されたら読む!ていうか、あなたのフーコーコレクションのオススメの巻を教えて下さい。
- 74 :吾輩は名無しである:2016/11/06(日) 23:51:22.36 ID:/zFrG2zc
- そういえば『言説の領界』というタイトルで、フーコーの講義録が文庫と電子書籍で出たんだね。
「領界」なんて辞書に載ってないから、造語なのかも知れないけど、まあ、なんとなく意味はわかる。
訳者だか編集者だかが、領域と境界を合わせたタイトルにしたかったんだろうね。
未読だからなにも言えないんだけど、こういうちょっと変な造語はどうなんだろうね?
- 75 :吾輩は名無しである:2016/11/07(月) 00:18:29.31 ID:ZG1NCkQd
- 領界で検索するとドラクエ10ばかり引っかかる。
- 76 :吾輩は名無しである:2016/11/07(月) 00:23:36.78 ID:ZYEWNUV6
- >>75
そんなところで使われてる言葉だったのか。
支配している世界とか、自分が存在している世界、ぐらいの意味なのかな?
ゲームをやったことがないので知らないんだが。
- 77 :吾輩は名無しである:2016/11/07(月) 07:28:04.30 ID:ZG1NCkQd
- だいたいそんな意味。氷が支配する世界とか闇が支配する世界とか出てくる。
- 78 :吾輩は名無しである:2016/11/07(月) 10:38:24.66 ID:ZYEWNUV6
- 読まずに決めつけると、「言説の領界」ということは、言葉が支配する世界、という意味なのかな?
さて、これから読んでみるけど、当たっているのか大外れなのか・・・
- 79 :吾輩は名無しである:2016/11/08(火) 00:44:55.45 ID:dP46VeMa
- L’Ordre du discours を「言説の領界」と訳すの?
普通に「言説の秩序」で良いと思うけどね
- 80 :吾輩は名無しである:2016/11/08(火) 10:42:35.49 ID:Uco+0JvE
- >>79
翻訳というのは内容と一体だと思うな。
専門家が彼我の言葉を熟考して、時には造語もする。
「言説の領界」の方がタイトルとしてはキャッチーだし。
discoursから「言説」なんて言葉を引っ張り出してきたのも、もとはといえばどうなのって感じもするし。
L’Ordre du discours だったら、「スピーチの順序」という機械翻訳の結果も捨てがたい。
いや、フランス語は全然わからないんだけどさw
話すことと書くことの彼我の違いが、多少あるのかも知れないね。
- 81 :吾輩は名無しである:2016/11/08(火) 11:29:35.91 ID:8dlK/GLv
- 意味通じるからいいけど
辞書の見出しにはないのだな
意外
- 82 :吾輩は名無しである:2016/11/08(火) 12:54:53.89 ID:4ElTY+Mt
- アリストテレス「詩学」ポチった
特にディエゲーシスとミメーシスについて読んでみたい
- 83 :吾輩は名無しである:2016/11/10(木) 22:50:27.70 ID:VA4+SrBo
- 詩学読了
ミメーシスとディエゲーシスについての突っ込んだ議論は特になかった
プラトンとの対比において強調されるアイデアなのか
マクルーハン届かず
次に何をポチろうか、やはりジュネットかな
- 84 :吾輩は名無しである:2016/11/12(土) 20:18:45.95 ID:MnmrHSgm
- ジュネットいいですなー。ジュネットといえばBLw
しかし、「文学」は「芸術」なのか?
「文芸」ならば「芸」である。そこは動かしようがないw
学術としての「文学」は「芸術」(そのもの)ではない。
文芸は、文芸用品のユザワヤに行って素材を買ってくればよいのかもしれない。
- 85 :吾輩は名無しである:2016/11/12(土) 20:43:40.90 ID:MnmrHSgm
- 文学(作品)を記号列だと割り切ってしまえば、文学そのものはテクストには無い。
文学はどこにあるのか?
- 86 :吾輩は名無しである:2016/11/13(日) 00:41:33.50 ID:pxdwZ5aE
- >>85
文学はテクストにある、というか、テクストが文学だろ?
テクスト外にも、文学の根拠を求める必要はあるかも知れないが。
- 87 :吾輩は名無しである:2016/11/13(日) 03:00:16.22 ID:12X4N9Dr
- テクストが無ければ文学は成り立たない。
テクストだけでも文学は成り立たない。
とりあえず、書き手とか読み手とか編集者とかは考えない。先送りする。
テクストの外部にあるものを(広義の)状況とし、(広義の)意味に変換されるものだとすれば、
適用(テクスト, 状況) = 意味
などという(思いつきだが)式で表現されるかもしれない。
テクストが状況と適用を完全に内包しているのならば、文学はテクストにある、といってもよいだろう。
しかし、完全なテクストなど存在しない。不完全であってテクストだけではなにもできない。
文学とはウイルスの一種なのではないのか?
と、くだらないことを考えてしまった。
- 88 :吾輩は名無しである:2016/11/13(日) 08:21:49.66 ID:e+QgES4C
- 結局ブースをポチったった
- 89 :吾輩は名無しである:2016/11/25(金) 11:58:27.80 ID:7SS5Xq82
- 文学というか文学性は、人の認識の中や社会の中で発生する、っていうのは常識じゃないのか?
だから、同一のテクストでも、個人の差や時代の違いによって評価が変わるわけで。
- 90 :吾輩は名無しである:2016/11/25(金) 14:41:39.25 ID:7SS5Xq82
- amazonでセメイオチケの古本買ったけど安かった
1,2巻とも、送料込みで約300円
今更こんなの読んでも仕方ないんだけど
- 91 :吾輩は名無しである:2016/11/25(金) 14:44:42.10 ID:vLoyEf/0
- テクストってほぼ談話と同じ意味なので
独立してとか、その外部というのは誤解の多い
言い方。発信した個人の意図を絶対化しないという
意味でならいいんだけど
- 92 :吾輩は名無しである:2016/11/25(金) 14:45:37.35 ID:68WeZchv
- >>90
他の人も同じことを思ってるから、送料別50円みたいな値段なんだろう。
- 93 :吾輩は名無しである:2016/11/25(金) 14:53:32.74 ID:68WeZchv
- >>91
近年では、話す言葉と書く言葉は、分けて考えるようになってきてるみたいだ。
- 94 :吾輩は名無しである:2016/11/25(金) 21:37:16.85 ID:1t8nfbKi
- >>93
それって、テキストそのものを論じているここの流れからすると、ちょっと別の話な気がする。
- 95 :吾輩は名無しである:2016/11/26(土) 02:26:42.04 ID:d3Ne4+0K
- フーコーがtransgressionについて論じたところは割と感心した。
- 96 :吾輩は名無しである:2016/11/26(土) 09:15:16.30 ID:1uGBSBgG
- このクラスにテクストはありますか
- 97 :吾輩は名無しである:2016/11/26(土) 09:37:29.75 ID:nMzcJEgB
- 英訳のthe order of discourseならば、『言説の制度』が日本語訳としてベストだろうが。
- 98 :吾輩は名無しである:2016/11/26(土) 10:39:31.64 ID:w6XYZJ4B
- タームとして既に根付いたから動かせないけど、
「語りの秩序」くらいでもよかった。
- 99 :吾輩は名無しである:2016/11/26(土) 11:08:16.75 ID:nMzcJEgB
- 日本語に訳したいという気持を抑えることは、時には決定的に大事。
由良の「脱構築」なんかは全てを台無しにしてしまった。
- 100 :吾輩は名無しである:2016/11/26(土) 11:53:47.73 ID:Yw052lwq
- >>94
テキストそのものの性格が問題になると思うんだけどね?
まあ、どうでもいいけど。
- 101 :吾輩は名無しである:2016/11/26(土) 11:55:02.72 ID:kfLOpXy6
- >>99
英訳はいいけど、和訳はダメってこと?
- 102 :吾輩は名無しである:2016/11/26(土) 14:08:05.94 ID:kDTdFq7Z
- 由良側からいうと
expressing reversalという意味の接頭辞を
どう見るか
- 103 :吾輩は名無しである:2016/11/26(土) 14:12:58.24 ID:saF3QUqG
- >>102
なんで英語から?
いや、どうでもいいんだけど。
- 104 :吾輩は名無しである:2016/11/26(土) 14:47:31.65 ID:yTmOXgg/
- どうでもいいのにわざわざレスつけんなよ(笑
- 105 :吾輩は名無しである:2016/11/26(土) 14:51:48.01 ID:yk6whuiL
- 脱二項対立でいいじゃんね
- 106 :吾輩は名無しである:2016/11/26(土) 15:47:49.63 ID:+7DevK3E
- 「テクスト分析入門」ひつじ書房
>小説を「分析的」に読むためには、どのような学習やトレーニングが必要だろうか。
>ストーリー読解やテーマ理解だけでは拾いきれない、小説に固有の仕掛けや技術は、
>いかなるアプローチによって明るみに出せるのか。
こうなってくると、実作もテクスト分析も問題にすることは同じだな。
「ストーリー読解やテーマ理解だけでは拾いきれない、小説に固有の仕掛けや技術」は
実際に小説を一作か二作書いてみたほうがよく分かりそう。
- 107 :吾輩は名無しである:2016/11/26(土) 17:12:05.79 ID:fn1x9xR3
- >>104
いや、ほんとはどうでもよくないんだよ・・・
気を使って、どうでもいいって書いてるだけなんだw
- 108 :吾輩は名無しである:2016/11/27(日) 09:27:51.74 ID:p6YhpM/K
- でも当時、脱構築が一般に言葉としてウケたらしい
ことをきくと、それで良かったような気がする。
自分は思想の誤解うんぬんよりも、そういう下世話な
面を重視したいので。
- 109 :吾輩は名無しである:2016/11/27(日) 11:22:11.63 ID:q0YJtC3s
- 今は、脱構築なんて言葉は知らない世代が、日常的に脱構築の手法を使ってたりするね
女子中学生が「好きの反対は嫌いじゃなくて無関心」とか言ってたり
- 110 :吾輩は名無しである:2016/11/27(日) 13:06:41.47 ID:oLTizV12
- ロキノンのライバル雑誌やってた
名物編集者が脱構築という言葉を
若者雑誌で使ってたとかあったな
なんだっけ忘れた
デリダはどうでもいい
- 111 :吾輩は名無しである:2016/11/28(月) 07:24:34.29 ID:Bus4N+Mu
- 文学とは何か?
芥川龍之介 蜘蛛の糸
トルストイ イワンのバカ
これに尽きるのではないか?
- 112 :吾輩は名無しである:2016/11/28(月) 08:12:38.15 ID:YKY5M/N6
- 別に何が文学だと思おうが勝手だけど、他人の目につくところに書き込むなら、
なぜそう思うのかの根拠を書こう
- 113 :吾輩は名無しである:2016/11/28(月) 08:42:30.55 ID:TCnSCb9q
- >>112
ではその前に
「発言の根拠は書かねばならない」「言葉にできる思考には根拠がある」
ということの根拠を、まずはあなたが開陳してくれると助かる
- 114 :吾輩は名無しである:2016/11/28(月) 08:56:50.51 ID:EaXgrkRm
- >>113
あれあれw
高校生かな?
- 115 :吾輩は名無しである:2016/11/28(月) 09:06:16.54 ID:YKY5M/N6
- >>113
ID違うけど>>111と同じ人?同じ人なら答えるけど
- 116 :吾輩は名無しである:2016/11/28(月) 13:41:01.99 ID:6n8K3nbk
- 「開陳してくれると『助かる』」といっているのだか、開陳してほしい。
おれも知りたい。
XはXのまま計算して遅延評価するという手法もありだ。
だめだったらバックトラックすればいい。
「読む」という行為には「計算」と「評価」がある。
遅延させられた「評価」は推理小説の醍醐味のひとつ。
- 117 :吾輩は名無しである:2016/11/28(月) 20:43:27.69 ID:jEDs6hkY
- >>111
普遍的なものに対する価値の認識
まさに文学
- 118 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 06:10:19.25 ID:sTRCCjQi
- 文法はある種の文学理論。
- 119 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 09:29:40.15 ID:m4Pg1rks
- 根拠根拠とは言うが
彼が「根拠」と認めるであろう文言はどの辺だろうか
合格ラインはどこか
「それはわたしにとっては根拠ではない」と言われればそれでおしまいだ
根拠は、根拠たる所以の様式を備えているわけでも無し、正解も無し
何をもって「根拠」と『あなた』が認めるのかは、『あなた』以外には誰も知らない
そこには『根拠』ではなくあなたの納得だけがある
受容だ
- 120 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 09:54:20.87 ID:sTRCCjQi
- 根拠ってのは
●単なる事実の提示
●その道の権威の言説
●仮定、もしくは前提から論理的に導ける結果
科学だと一番目と三番目も考慮に入れるところだけど、文系なら一番目か二番目で十分
- 121 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 10:02:32.50 ID:ClUQjM/1
- >>120
いや、文系こそ事実と論理だろう。
自然科学系に論理は不要だと思うな。
- 122 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 10:32:30.38 ID:eFIO00JM
- ほんと、ここの人は、なんでそう思うのかを書かないなw
- 123 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 10:34:45.00 ID:ClUQjM/1
- >>122
論理とは推論だからだよ?
自然科学系は仮説、実験だから、事実を確認しなければ結論を出せないよ。
- 124 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 10:38:34.37 ID:eFIO00JM
- 「芥川龍之介は日本で最高の小説家である」っていう主張があったとして、
その根拠は「日本で一番よく知られている小説家だからだ」でも、別にいいわけだよ
それでやっと、よく知られていれば最高の小説家なのかとか、漱石のほうが有名じゃないのかとか議論ができるわけで
まぁ要するに、根拠を書かないと文脈が定まらないから意味も定まらないんだよね
- 125 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 10:45:09.79 ID:eFIO00JM
- >>123
ありがとう。俺は自然科学はさっぱりだからよく分からないけど、
事実から結論を導き出すのに論理や解釈は必要ないの?
- 126 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 10:54:11.47 ID:ClUQjM/1
- >>125
事実から導き出すのは事実としての結論。
- 127 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 11:14:59.20 ID:eFIO00JM
- >>126
そういうもんなの?
ヨウ素液をジャガイモの断面に垂らしたら青紫色に染まりました。が結論でいいってこと?
ヨウ素液はでんぷんに反応して青紫色に変化します。
だから、ジャガイモにはでんぷんが含まれると思われます。は要らない?
- 128 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 11:24:14.63 ID:ClUQjM/1
- >>127
後段も、化学反応というただの事実だよ。
- 129 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 11:30:42.64 ID:eFIO00JM
- >>128
AとBの事実からCの結論が導き出せますっていうのは、論理じゃないかな
- 130 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 12:01:37.32 ID:ClUQjM/1
- >>129
定義された事実から事実としての結論を導き出して説明することを論理とはいわない。
- 131 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 12:56:00.46 ID:oy3cO/14
- 根拠を書かないのは、そこに釣り針が仕掛けてあるからだ
- 132 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 14:56:37.67 ID:eFIO00JM
- >>130
ろん‐り【論理】
1 考えや議論などを進めていく筋道。思考や論証の組み立て。思考の妥当性が保証される法則や形式。「―に飛躍がある」
2 事物の間にある法則的な連関。
3 「論理学」の略。
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/237233/meaning/m0u/%E8%AB%96%E7%90%86/
この場合、2の意味だから、論理と言うか言わないかでいうと、言うんじゃないかな。
- 133 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 15:01:45.35 ID:eFIO00JM
- 論理の定義はさておき、「事実から導き出される結論」っていうのは、解釈であって事実ではないんじゃない?
だから自然科学の分野でも、
超新星爆発は、星の誕生の瞬間だと思われてたけど、実は星の消滅の瞬間だったとか、
乳酸は、筋肉の運動後に蓄積されるから疲労の原因物質だと思われてたけど、実は疲労を回復させるための物質かもしれないとか、
そういう解釈の間違いがよく起こるわけで。
- 134 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 15:01:50.92 ID:mtZzKLaR
- 文学好きって言葉に自信!で
辞書引かないからなあ
- 135 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 15:03:03.50 ID:mtZzKLaR
- 自然科学は論理なしに結論を出す
なんて言葉遊びにもなっていないよね
- 136 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 15:10:50.24 ID:mtZzKLaR
- 現代の学問全ての基礎を成す論理というのは
フレーゲの扱ったような論理を
指すのだよ。これ以外はこれを含んだ
俗用法か、いわゆる私的な文学的表現。
- 137 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 17:27:55.24 ID:sTRCCjQi
- 文学では狭すぎるし、社会科学と言うと、厳密な意味で科学ではないので、欺瞞用語になってしまうため、
文系と言う言葉を使ったのだけれど、ここの住人が理論の話をすると、面白い、と言うか、珍妙に感じるね。
- 138 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 18:04:21.23 ID:ClUQjM/1
- >>133
それは論理ですらない。
ただの推測の誤り。
自然科学というのは、事実と推測でしかない。
だから、自然科学者にも宗教を信じる人が多い。
- 139 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 18:07:13.36 ID:ClUQjM/1
- >>137
厳密な意味で科学に自然科学を想定するなら、そこに論理が入る余地はない。
あるのは、定義と事実の確認だけ。
- 140 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 18:19:04.09 ID:mtZzKLaR
- >>139
それは間違いだな。
基礎的な、科学者自身も同意する程度の
穏健な科学哲学でも、その考えがいかに
素朴かが論じられている。
君が知らんというだけの問題
- 141 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 18:33:04.97 ID:ClUQjM/1
- >>140
1+1=2 というのを論理であるとするなら、自然科学も論理だ。
だが、文系でいう論理とは、ものの見かたの整合性だ。
わかりやすい例として、ヘーゲルの弁証法をあげておこう。
正、反、合、ではなんのことかわからないから、ある物事の中には、必ずその内部にその物事自身を否定する要素があり、その否定性から新たな物事が生まれる、という言い方に変えておく。
それがヘーゲルの弁証法だ。
自然科学の世界で、そうした論理を取り入れているとすれば、それはたしかに僕が知らないことだ。
- 142 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 19:03:11.21 ID:mtZzKLaR
- なんだ一般的な「理屈」のことか
それは日常的な用法で
文系だからとかそういう言い訳見苦しい。
従って
「論理という言葉は人間の思考法全般にも用いられ、
その中には自然科学の営みからは異質に映るものもある。」これが正解。
君は自然科学には論理がない
と書いた。しかし理屈全般を論理と
呼び得るか否かと、自然科学に論理がない
というのは別問題だ。
本読む手を止めて、しっかり考えなさい。
- 143 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 19:06:01.45 ID:ClUQjM/1
- >>142
なにが言いたいのかわからないよw
ヘーゲルの弁証法を知らないんだろうが、知らないことの照れ隠しで相手を攻撃するな。
- 144 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 19:07:14.30 ID:mtZzKLaR
- 文系というのは実態が「俺は本だけ読んでいる」
という人物の逃げ口上にされているがこれは間違い。
本を読んでいるだけの学問なんてないからな。
文系に失礼。
- 145 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 19:11:23.83 ID:mtZzKLaR
- >>143
君とは正常なやりとりが不可能なのでこれで終了
学問の世界での論理とはフレーゲの言うような
論理である。そしてこれは科学的な論述行為の
根幹を成している。
君は勝手な自分にしか通用しない言葉で
自然科学とか言い出すから恥ずかしいのだよ。
- 146 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 19:17:32.39 ID:ClUQjM/1
- >>145
ヘーゲルの弁証法を論理じゃないという人をはじめて見たw
君には哲学の論理は無理だ。
- 147 :吾輩は名無しである:2016/11/29(火) 22:58:22.03 ID:MYCBPGuE
- と
キモメガネども
- 148 :吾輩は名無しである:2016/11/30(水) 06:28:50.29 ID:ObMUAqVS
- i|!| |i┏┓! i!┏┳┓| |||i|!i| ||!i|| |||ii| ||| ||| |i||!|i│i!┏┓i!|
|i|┏┛┗━╋┻┛|i!||!|ii|| i|!i||i|┏━┓ ┏┓i|i| i┃┃i!|
i||┗┓┏┓┃||i┏━━━━┓┗━┛ ┃┃|i||!i┃┃i!|
|i |!|i┃┃┃┃i||┗━━━━┛|i|| || ||||!┃┃i|i| i┗┛!i|
i||i ||┃┃┃┃|! |||i ||i !|||!|┏━━┛┃|i||!i┏┓i|!
|i!i |!┗┛┗┛i|!i| / | / | ┗━━━┛i|i| i┗┛i!|
i| |||i|!i| ||!|i||i! /,_ ┴─/ ヽ |!i| ||| |i||!|i|i|||| ||i
|i|| ||i!i|| (_゜.,》.'(_゜,》)ミ ヽ ! | |!i||!|ii||!|ii|
i|ii / ,,__,ニ、、 ノ( | i|i!|i|
|i | Y~~/~y} `, ~ | そ、そんなー… |i
!. | ,k.,.,!,.,.,r| ,! く .!
i / <ニニニ'ノ \ l
- 149 :吾輩は名無しである:2016/11/30(水) 08:58:51.75 ID:0W8trIvZ
- >>145ではないのだが。
ヘーゲルの弁証法を論理だというひとをはじめて見たぞ、おいらは。
いまどきめずらしい。
- 150 :吾輩は名無しである:2016/11/30(水) 09:18:55.28 ID:fUPM0Vmm
- 文学理論ってのが噴飯物だってことはよくわかった。
お前らがやってるんじゃ、理論も文学もムリだろう。
- 151 :吾輩は名無しである:2016/11/30(水) 09:56:44.25 ID:uLvgFUUV
- >>150
根拠を書いてるのはえらいけど、その推論はいまいちだな。
- 152 :吾輩は名無しである:2016/11/30(水) 10:10:38.05 ID:fUPM0Vmm
- おらおら、今一の根拠が書いてないぞ(笑
- 153 :吾輩は名無しである:2016/11/30(水) 10:46:11.63 ID:uLvgFUUV
- ほんとだ。
ここの書き込みを見ただけで、文学理論がどういうものかを判断するのは早計だ。
- 154 :吾輩は名無しである:2016/11/30(水) 13:22:24.60 ID:0W8trIvZ
- 文学理論も書かれれば文学であり、それをその文学理論で読み解くと何が残るか。
変態的輪郭が浮かび上がるのであろうか。
- 155 :吾輩は名無しである:2016/11/30(水) 14:04:15.51 ID:V5BdnAyz
- おそらくは人間(他者および自ら)を納得させ論述を受容させるような
レトリックの仕掛けが浮き彫りになる
自分が発作的・偶発的に思いついたアイディアの補強が延々と為されているので
自ら(文学理論の「作者・筆者」)でさえも「この論は正しい」と強固に思い込み、また、錯覚する
自分自身からしてみれば、自己暗示の方法でもある
気難しくて偏屈の自らが納得してしまうようなアイディアならびに文章なので、他人が見てもそれなりに「その通りですね」と受容される
なにしろ、無いものを有ると錯覚させるのが文芸の第一歩で、それに通暁してるならそのノウハウを自動的に使っていてもおかしくない
- 156 :吾輩は名無しである:2016/11/30(水) 14:13:36.04 ID:V5BdnAyz
- 例えば典型的な文章読本の大沢有昌「小説講座」を挙げると、
そこに書かれている方法論がいかにもな説得力をもつのは、作家自身が説得力をもった文章でノウハウを書いているからであり、
実はこういう即物的なノウハウ本ですら、「ペガサスの捕まえ方」と同等のファンタジーかもしれない
この本当ぽさは作家みずからの筆力が産み出した幻影の可能性もある
プロ作家の文章はそれだけの説得力をもっている
実は全くの架空の方法論に、知らずの裡に「リアリティ」を込めてしまうかもしれないからだ
読者がそれを見抜く方法はないし、作者自らでさえも「これは本物だ」と思っているかもしれない
- 157 :吾輩は名無しである:2016/11/30(水) 15:37:48.11 ID:0W8trIvZ
- たしかにイーグルトンをイーグルトンで読み解くとおぞましい仕掛けが見えてくる。
- 158 :吾輩は名無しである:2016/11/30(水) 15:41:23.56 ID:0W8trIvZ
- 文学理論はホラーとして読み解くのがいちばんかもね。
- 159 :吾輩は名無しである:2016/11/30(水) 16:15:21.43 ID:i/7yqz0s
- イデオロギー批判はひとつのイデオロギーだからな
別に面白くもない
- 160 :吾輩は名無しである:2016/11/30(水) 20:06:35.70 ID:1S4BWqWZ
- テクスト論的な読みも、最初は面白いって思ったけど、
最近、言外の情報を扱える分、作家論を加味した作品論のほうが優れてるのかもなぁって思えてきた
閉じたテクストの内部だけで読んでいくって、解釈の形態としては不自然だもんな
- 161 :吾輩は名無しである:2016/12/01(木) 00:18:46.78 ID:/VuMd1dc
- 流れを読まずに本を読む
マクルーハン文芸評論到着。繁忙期なので年末にでも読もう。
- 162 :吾輩は名無しである:2016/12/01(木) 07:36:10.32 ID:Okyc2yeK
- __,,,,,,
,.-'''"-─ `ー,--─'''''''''''i-、,,
/ /::::::::::::::::::::::!,, \''ー'''"7
,.-,/ /::::::::::::::::::::::! | /
( ,' i:::::::::::::::::::::;ノ ヽ-、,,/ |
`''| |:::::::::::::::::::::} ``ー''"
.| |:::::::::::::::::::::}
! '、:::::::::::::::::::::iヽ、-─-、,,-'''ヽ
'、 `-=''''フ'ー''ヽ、::::::::::/ \
\_/ ヽ--く _,,,..--┴-、 ヽ
``" \>.
- 163 :吾輩は名無しである:2016/12/01(木) 08:59:40.87 ID:a6nVbkCN
- なんで今更マクルーハン?
- 164 :吾輩は名無しである:2016/12/01(木) 22:05:38.09 ID:2UQhihMM
- >>163
勿論代表作のグーテンベルクは学生時代に読んだけど、フォーマリズムの勉強をしているのです。何かヒントがあるかなあと。
- 165 :吾輩は名無しである:2016/12/02(金) 16:17:03.64 ID:zOLl+LTY
- メディウムへの興味からのメディア論ってことなのかな。よくわかんないけど、ありがとう。
- 166 :吾輩は名無しである:2016/12/04(日) 20:45:38.92 ID:AY7S4HvY
- >>165
まだ読んでないけど、パラパラ見たところでは、ポーの伝統とか、芸術家コールリッジとか、ガチンコの文芸評論ではないかと。メディア論者として華々しくデビューする前の、ニュークリ時代の作品です。
ここにメディア論ならぬメディウム論があるのではないかと期待してます。
- 167 :吾輩は名無しである:2017/02/10(金) 21:17:36.77 ID:PbRbdiwp
- あげ
- 168 :吾輩は名無しである:2017/02/10(金) 22:27:13.38 ID:+t+zcN07
- >>159
こういう言い回し打ち破る言い回し知らない?
やられるとなんかがっくりこない?
- 169 :吾輩は名無しである:2017/02/10(金) 22:35:13.13 ID:9Cue0Z18
- 階層が違うから同じ括りで語れない
相対主義のやつと同じ
- 170 :吾輩は名無しである:2017/02/10(金) 23:17:17.30 ID:+t+zcN07
- そうか
階層が違うことを説明するのか
焦点をずらされないようにすればいいんだね
- 171 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 02:43:00.15 ID:T7jonL4H
- すみません。物語論について質問です
wikipediaや図書館ではよくわからなかったのです。
ウラジミールプロップという人が見つけた昔話の31の構造、が現在普通に論じられてはいないことから(学術書の外で一般常識化してないという意味で)あまり的を得ていない分析だったのかと思います。
そこで疑問なのですが化学における元素周期表に当たるような原理的な分析をした「物語の素」一覧のようなモノとは物語論にあるのでしょうか。
これはシニフィエつまり物語内容の領域においてという事なのですが。
- 172 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 02:57:05.74 ID:gw+vDCNc
- 物語の素とは既存の社会の成り立ちでは癒えないような傷だと思う
こんな答えじゃダメだよねw
- 173 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 03:04:48.10 ID:T7jonL4H
- >>172
ええ〜…
レスありがたいんですがその答えはダメです><
もしかして物語論世界の元素周期表ないのですか…?
- 174 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 03:27:09.39 ID:gw+vDCNc
- あったらおいらのレスで君を洗脳してるよ
- 175 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 03:37:24.03 ID:T7jonL4H
- うそだ
元素周期表もないのになにが楽しくて学者するんですか。それじゃずっと白紙じゃないですか
物語論って言ってる人達は内容にはお手上げで文法だけやってるという訳ですか。(キレ気味)
- 176 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 03:41:38.93 ID:P4laW3ey
- すいません。スレ違いかもしれませんが教えて下さい。
ジギルとハイドっていう話がありますけど、
ジギル博士とハイド氏の怪事件っていう世界文学集に入ってるのは同じ話ですか?
- 177 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 03:46:40.55 ID:gw+vDCNc
- 学者の論理が元素のようにどの物語にも共通に働くわけではない
物語にはいろんな側面があるからいろいろ面白く語れるというだけ
- 178 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 04:41:01.37 ID:T7jonL4H
- >>177
…。
いま思いつく物語の要素として
世界観、対象、時間、対象が変化した物、の四つが物語には必ずある様に思います。幼稚な分類だけど。
先の要素にはどうしても観測者が必要で「観測者が記述している」という構造になります。
では観測者は五つ目の要素か?とか、観測者なしの物語はあるか?とか、ああもうなんだかわからなくなってきたけど。こういう内容構造に関するあれやこれや体系化したり、しなかったりする本を読みたいです。
でも自分みたいな疑問を持って生涯あがいた人は過去にきっといたはず。物語内容について詳しく学問した、もし思い当たる人(文献)がいたら教えてくれるとありがたいです。
- 179 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 10:19:17.99 ID:k4P7Gfdc
- >>178
元素周期表っていうから、もっと細かい分類を想定してるのかと思ったw
それなら、吉本隆明の『言語にとって美とはなにか』がいいだろうね。
物語論ではなく、文学が成立する根拠を解明しようとしたものだけど。
ちなみに吉本隆明というのは、若いころは化学の専門家だったようだ。
- 180 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 11:16:26.89 ID:z7O5L4OT
- >>178
もう少し物語分析の本を読んでみたら
いいんじゃないかな
一挙に普遍に到ろうとしても
得るものは少ない可能性がある
どんな物語にも適応できて且つ有意義な
分析法があるならそれはほとんど
人間の意味産出を計測可能にしたというくらいの
転回になると思う
- 181 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 16:19:07.88 ID:T7jonL4H
- >>179
ありがとうございます!
自分はまだ四元素論くらいのおおざっぱな認識ですがそのうち118元素くらい正確に認識していきたいです。オススメ本調べて見ます。
フランス語とかからの翻訳本はなんだかよく分からないので日本人の本でありがたいです。
ありがとナス( ˘ω˘ )
- 182 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 16:31:33.78 ID:nmzo4KSZ
- きみは心からのお気に入りの小説とかあるの?
理論書は理解を深めるのに役立つこともあるけど
なにが知りたいのかがわからないとすぐに五里霧中だよ
お気に入りの小説がいくつかあればそいつらがつっかえ棒になってくれるはずだ
- 183 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 16:31:36.07 ID:T7jonL4H
- >>180
普遍性の積み重ねが学問だと思うのです
今迄の間にどれだけ普遍なものが重なってきたのか、一覧を探しましたがなかなか見つからなかったのです。
20世紀後半のフランス人どもの本をちょっと読みましたがアポリアとか言って終わるんじゃねーよって気分になりました(暴言)
- 184 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 16:45:50.29 ID:z7O5L4OT
- 欧米の物語論の標準を正確に理解して
それからどのアプローチが可能なのか
と考えないといけない
ただやはり分析可能性と分析の有意義さの
間にはとんでもなく深い溝がある
つまり分析それ自体の強さは
得られた解釈の革新性でしか測れない
それ無しにこれが普遍だと喚いても意味がないので
自然科学の比喩は報われない
- 185 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 16:58:07.27 ID:T7jonL4H
- >>182
最近だとジェラールジュネットの影響で「失われた時を求めて」を読みました。(10冊以上ある版は本棚見ただけで心折れたので角田光代の一冊で終わるやつ)
角田光代がすごいのかプルーストがすごいのか分からないけど面白かったです。
でもすごいのは隠喩とか表現形式で物語となるとうーん?
- 186 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 18:11:25.32 ID:Aql8ksGX
- >>184
分析の強さは解釈の革新性でしか測れない、この部分すみませんわかりません( ◞‸◟ )
印象批評から新批評
ロシア・フォルマリズム
構造主義
という段階を経てきたのはわかりますが全く消化しきれてないです
各段階で得たものもよくわかってない( ◞‸◟ )
- 187 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 18:11:54.96 ID:7B3UGv2V
- >>184
>欧米の物語論の標準
そんなものあるの?
>得られた解釈の革新性
誰が革新的だと判断するの?
- 188 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 18:14:15.61 ID:7B3UGv2V
- >>185>>186
すごさとか革新性の根拠なら、ドゥールーズの『批評と臨床』がいいかも知れない。
個人として賛同はしないけど、一定の説得力はある。
- 189 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 18:30:46.66 ID:zegAcxbN
- >>186
つまりさ
分析方法からこれまで未知だった
人が感心するような知見が得られないと
誰も見向きもしないってこと
例えば文体分析はそれなりの方法論が
あるが、それを利用したので良い論文です
とかすごいでしょうとはならない
ある分析方法が支持されるのはそこから
得られる知見や洞察が優れているから
であってその逆ではない
- 190 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 18:35:17.70 ID:zegAcxbN
- >>187
大学教科書とか基本書はそうだろうね
そして例えば
それらの著者がジュネットの枠組みを
無視したりしっかり理解してないわけがない
- 191 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 18:36:31.64 ID:7B3UGv2V
- >>189
横からケチを付けるようで悪いけど、具体例をあげないと、なにも言ってないのと同じだと思うよ?
- 192 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 18:40:24.96 ID:zegAcxbN
- この意味では分析方法自体を
考えるというよりも
ある作品の物語構造を今までにない斬新な見方で
論じることができればそれが新しい規範となって他人が
メソッド化するといえる
その個別を創造的に論じることを避けていては
どうにもならないだろう
それに関心がないなら初めから自動翻訳のような
意味産出の定量化を研究した方が普遍への近道だよ
- 193 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 18:45:45.52 ID:7B3UGv2V
- >>190
なぜジュネット限定?
高いから?
たとえば、イーグルトンとかはなぜ標準じゃないと?
日本人でいえば、漱石をなぜ標準にしないの?
- 194 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 18:48:34.50 ID:7B3UGv2V
- >>192
何回も指摘するけど、斬新とか創造とかいっても内容は皆無だよ?
せめて、具体例をあげて自分の意見を書くようにしようよ。
- 195 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 18:51:04.29 ID:zegAcxbN
- >>193
彼はより形式的な分析方法を念頭に
置いているのだろう
そしてストーリーの分析を扱うメソッドとして
整備された基準の話をしている
だからジュネットが提示したような枠組みは
物語論の基礎になっているだろうというまで
クレクレ君はどっかいけよ
- 196 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 18:51:17.22 ID:nmzo4KSZ
- >>186
「ナボコフの文学講義」リョサの「若い小説家へ宛てたの手紙」「嘘から出たまこと」
みたいなものは読んだ?
このスレで出てくるような本とは毛並みが違うけどこういうのがもしかしたらいい入口かも知れない
ナボコフはちょっと特殊な人だけどきみは慎重な読者のようなので大丈夫だと思う
- 197 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 18:55:53.97 ID:zegAcxbN
- >>194
全ての有名な分析方法やスクールには
成功した有名な分析が必ずあるじゃん
例えばポーの大鴉分析は成功例で
その後、手法がメソッド化している
なんで部外者の君がゴタゴタ言ってるのさ
今後話しかけてこないで
- 198 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 18:57:40.46 ID:zegAcxbN
- >>196
ナボコフは既読だけどリョサは未読。
今度読んでみるよ
ありがとう
- 199 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 18:59:54.20 ID:7B3UGv2V
- >>195
内容がないと指摘すると、クレクレかw
知的底辺の、精一杯の見栄かな?
- 200 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 19:01:28.01 ID:7B3UGv2V
- >>197
自分の無知と無内容を指摘されると、ヒステリーを起こすのかw
心配するなよ、ちょっとからかっただけだから。
- 201 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 19:01:59.72 ID:zegAcxbN
- ああこの人は例の
「君の意見を書いてごらんよ」の人かあ
粘着趣味に付き合うつもりはないですよー
- 202 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 19:04:37.40 ID:7B3UGv2V
- >>201
例の、というのがわからないが、自分の意見でも他人の意見でも、中身を書きなよって言ってるんだよ?
日本語が通じない底辺の人とは議論しないから、安心してよw
- 203 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 19:23:29.41 ID:i1booxIB
- >>188
ありがとうございます!
プルーストの物語の革新性について、という事ですね?それとも革新性、すごさとはなにか、という事ですかね?ひとまず読んでみます
- 204 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 19:34:56.20 ID:i1booxIB
- >>189
分析手法のみコレクションするな、対象から有意義な知見を発見しえる手法は対象ごとに異なる。みたいな感じでしょうか。
未知なる魅力的な知見が見つからなければその分析はあんま意味ない、でしょうか。
- 205 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 19:43:04.64 ID:i1booxIB
- >>196
どちらも未読です><
慎重というよりは判断基準となる知識がなさすぎてみんな信じられないだけですねたぶん…
ナボコフ、リョサ調べてみます。色々ありがとうございます。
若干荒れてきたのでオススメ本読んでまたきますね
みなさまありがとうございました(´∇`)ノ
- 206 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 20:39:18.56 ID:zegAcxbN
- >>204
そういうことだね
それから対象を無限大に広げた結果
体系然としてはいるけど旨味もない、
自分が鑑賞を通して得た物語に関する疑問を
全然説明してくれない、分析を施したけど
これでどうすんの、じゃあ意味がない
- 207 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 20:48:15.32 ID:P4laW3ey
- >>176お願いします。
- 208 :吾輩は名無しである:2017/02/11(土) 20:53:13.95 ID:7B3UGv2V
- >>207
『ジキルとハイド』の原題が、“The Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde”。
「世界文学集」のものを読んだことはないが、同じだと思う。
- 209 :吾輩は名無しである:2017/02/12(日) 01:07:13.69 ID:cWaGjnCV
- >>208
ありがとうございます!
- 210 :吾輩は名無しである:2017/02/22(水) 10:21:24.96 ID:oe+soGxJ
- 話題に乗り遅れたけど
「化学における元素周期表に当たるような原理的な分析をした「物語の素」一覧」
なら「5W1H」があるじゃないか
>>178が考えてる、世界観、対象、時間、対象が変化した物っていうのも5W1Hみたいなものだし
結局のところ、物語に原理があるわけじゃなくて、
人間が物事をどう認識してるかってだけの話なんだけどね
- 211 :吾輩は名無しである:2017/02/24(金) 01:42:37.16 ID:7mdsK+Dg
- >>210
レスありがとう嬉しいです。
物語の素が5w1hという話好きです(僕ごときが正解判定できないので好き嫌いでしか言えませんが)。物事の認識という事も。
最近だと5w1h1r(結果)とも言われるようですね。これだと時間=変化も含めてて正に物語って感じがします。
これが物語の素であるっていう証明ができたら面白そうですね。
といっても化学元素についても水素が元素だって証明はできてないとおもいますけど(曖昧)
水素を見ていくと陽子中性子電子があって終わったかと思ったら素粒子が出てきていい加減にしろと思ったら実は世界はホログラフィックなんじゃないかみたいな事になってるようですし…
物語論ももっと砕いていく事が出来るかもですよね。
兎に角ありがとナス(˘ω˘)
- 212 :吾輩は名無しである:2017/02/24(金) 01:58:49.97 ID:7mdsK+Dg
- >>210
211に追記です。
証明しろって言ってる訳じゃないです。証明ってできるんだろうかってちょっと思っただけです。気分悪くしないでくださいね
- 213 :吾輩は名無しである:2017/02/25(土) 02:25:48.43 ID:DjNz7SC3
- >>211
ユングやフライのアーキタイプについてはどうコメントされますか
- 214 :吾輩は名無しである:2017/03/01(水) 18:02:57.26 ID:iIdXCoIB
- あげ
- 215 :吾輩は名無しである:2017/03/01(水) 19:20:30.47 ID:wC0fYlfb
- 横だけど古典読めばいいだけ
分類されたところで漏れ出る要素がありすぎる
- 216 :吾輩は名無しである:2017/03/03(金) 00:28:48.93 ID:qdzlIbml
- 生活世界的、身体世界的な範囲からかけ離れた世界はもはや文学の世界とは無縁ではないのか
巨大な観測機器を用いて計算上考えられるような理念の世界はむしろ人間の感覚を無力化し
結果的に文学の持つ力を破壊無効化する力として作用するのではないのか
ニュークリティックたちが科学を恐れた理由もそこにあったはず
- 217 :吾輩は名無しである:2017/03/03(金) 02:08:50.87 ID:g7HrDduT
- 目が滑る
- 218 :吾輩は名無しである:2017/03/05(日) 10:09:20.99 ID:Slx4s16h
- >>781 :吾輩は名無しである:2014/03/15(土) 13:45:59.61
本当はエントロピーではなくネゲントロピーで説明したかったがネゲントロピーは否定されているようだ。
文学は食物であり排泄物でもある。作者と読者がいると仮定すると、作者が生み出した食物を読者が食べて排泄する。作者が読者の排泄物を食べて排泄したもの、それが作品である。
突然すみません。781氏の説を読み、「本はうんこ、論文はおしっこ」と昔どこかにあったのを思い出した。
一家言であると思いますが、このようなことを主張する文学理論はあるのですか。
あれば、誰がいつ頃となえたどんな説なのですか、
ご存知の方教えてください。
- 219 :学術:2017/03/05(日) 10:57:30.06 ID:otYOEU9A
- 文学的構造になってない長文はなあ。
僕は書く量を合わせると長文ぐらいはね。
- 220 :吾輩は名無しである:2017/03/06(月) 09:05:53.03 ID:I/RH59ha
- 排泄・浄化でフロイト・アリストテレス。
- 221 :吾輩は名無しである:2017/03/11(土) 16:02:51.86 ID:Yl1bmmJB
- 体制順応主義者からは
追っかけからからは
革命的な文学理論は誕生しないよ
- 222 :DJ学術 ディジタル アーカイヴ@院:2017/03/11(土) 17:20:33.36 ID:Mx72yE6L
- 体勢順応の偏差値。閥値。
- 223 :吾輩は名無しである:2017/03/11(土) 18:58:51.01 ID:1Ehzkfcn
- >>218
基本は筒井康隆で、ドイツ系文学理論(文学システム)とシュレーディンガー(生命とは何か)。
説明不足だし、現在は2者ではなくてエネルギー論・量子論からの要請によって3者で考えている。
- 224 :吾輩は名無しである:2017/03/11(土) 22:25:11.79 ID:rhR3gcMK
- レーダー追尾により自然値0.058μSv/hをはるかに上回るガンマー線が27万円程度の測定器で否が応でも計測され続ける
https://www.youtube.com/watch?v=CtiacppR5dk
9:27人工衛星(確実な部分)
https://www.youtube.com/watch?v=-Ls8O7jjK1A
- 225 :吾輩は名無しである:2017/03/12(日) 23:41:07.55 ID:AW5INOHw
- 文学という現象について 色々と考えることができる文献 - 広島大学(Adobe PDF) - htmlで見る
home.hiroshima-u.ac.jp/.../listofotherbooksonliterature-3.pdf
- 226 :吾輩は名無しである:2017/03/16(木) 09:38:13.00 ID:82NB6IsE
- 全く無意味とは言わないけど
- 227 :吾輩は名無しである:2017/03/25(土) 10:43:35.48 ID:lVjqVJ4X
- Imposing value judgments on literature belongs only to the history of taste,
and therefore follows the vacillations of fashionable prejudice.
- 228 :学術:2017/03/25(土) 11:31:47.12 ID:GrLH0X6T
- 世界文学史という編み方は。世界文学とか。
- 229 :吾輩は名無しである:2017/03/27(月) 17:27:15.88 ID:R/lLzs/K
- イーグルトンの『文学とは何か』の岩波文庫版をこれから読み始める。
文学理論の関連書は初めてなので、楽しみだ。
- 230 :吾輩は名無しである:2017/03/27(月) 17:32:01.18 ID:+IKcdsAd
- 一つの作品には全ての文学理論を適用できる
ツギハギのキメラがフランケンシュタイン
- 231 :吾輩は名無しである:2017/03/27(月) 17:47:00.97 ID:nSYll7Tj
- 理論的には既存の批評理論の
どれでも噛み応えのある物語を
書くことは可能だな
ロッジあたりができそう
しかしフランケンはすごい
- 232 :吾輩は名無しである:2017/03/29(水) 11:17:17.83 ID:RYoP+ILR
- 批評理論で物語が書けるんならこの板で書いてごらん
最高の批評理論をつかえば最上の物語が書けるんだろ
- 233 :吾輩は名無しである:2017/03/29(水) 11:35:14.20 ID:tX6x1Yyh
- それとこれとは別物だろ
頭悪いのか?
- 234 :吾輩は名無しである:2017/03/29(水) 13:06:25.05 ID:1Is2/YQY
- >>232
蓮実とかいう批評家が物語り書いて、なんとか文学賞をもらってたね・・・
- 235 :吾輩は名無しである:2017/03/29(水) 15:02:22.72 ID:37YIdAbO
- >>232
最高最上の話じゃないよ
各理論のその理論が好む
要素をまとめて盛ることはテクある作家なら
できそうだってだけだよ
もちろん相互排他的なものは
難しいだろうけど
- 236 :吾輩は名無しである:2017/03/29(水) 17:13:56.50 ID:rYp+AWjE
- リチャード・パーマー・リラックマ『ヘンリー・ジェイムズとぶよぶよぶくぶくモンスター、
小説における潜在的古典様式について』を今から読みます
読んでよほどのひらめきがあれば、後で報告しにきます
- 237 :吾輩は名無しである:2017/03/29(水) 19:26:09.39 ID:DLmr3cf/
- セカチューの片山恭一でしたっけ、デリダを論じてたことがあるとかいう
- 238 :吾輩は名無しである:2017/03/30(木) 16:15:53.97 ID:tlyDvMyc
- それとこれとは別だよな
でなきゃシェークスピアやモーツアルトはとうの昔にのり越えられちゃってるもんな
シェーンベルクなんかバチバチに理論武装したけどモーツアルトの天才を打ち破ることはこれっぽっちもできなかった
理論の前に天才の作品があるってわけだ
イーグルトンがどこかで発言していなかったっけ
「批評行為とは自慰行為である」と
- 239 :吾輩は名無しである:2017/03/31(金) 11:58:15.16 ID:kjecW1gi
- 文学理論というのは、文法と同じで後付け理論だからね。
分析したらこうだった、ということだろう。
文学に限らず、ほとんどの学問がそうじゃないのかな?
- 240 :吾輩は名無しである:2017/03/31(金) 12:32:46.62 ID:44LBbRih
- >>238
話の根幹が主観と直感あるいはアンケート(多数決、主観の集合)だ
今の作品より昔のシェイクスピアの方がいい、というのが主観、
それを元にすると他者は「はいそうですね」としか言いようがない
昔の作品よりも今の作品がいいと感じている人には、それ以上の説得力はない
この説得力の根幹は主観が構成する
つまり、「わたしはシェイクスピアの方が優れていると思う」との主観だ
もしここで大規模なアンケートをとっても、それは主観の集合体に他ならない
なので「わたしはプロ読者なので、面白さの順番に作品を並べることができる、
それだけの見識と直感をもっている、つまりはわたしは天才的な読者である」との開陳になる
序列や優劣を直感的に決定できる何かしらの『読者』の能力をもっている、との宣言になる
- 241 :吾輩は名無しである:2017/03/31(金) 12:40:56.07 ID:44LBbRih
- なので作品AとBがあるとき、「BよりもAの方が優れている、だから文学理論は成り立たない……との理論が成り立つ」、との理論が生まれる
あとはその自身の主観や直感や判断を逐一説明するだけで、なぜ作品Aの方が優れているか、その判断基準などを延々と他人に説明することになる
すると、その優秀たることの説明が、そのまま文学理論になりうる
- 242 :吾輩は名無しである:2017/03/31(金) 12:49:35.73 ID:44LBbRih
- つまりは、「シェイクスピアの方が優れている、だから文学理論はいらない」という理論を構築するために、
実はシェイクスピアの優秀性について延々と論じた別種の文学理論をもってくるしかない
なので、これは、文学理論の否定に別の文学理論をぶつけていることに他ならない
シェイクスピアの方が優れている事に関しての説明が無く、主観と直感による即時的な判断なので、言説の有効性が高いように見えるが、
自分自身の主観・直感の説明を始めてしまうと、それそのものが文学理論になる
- 243 :吾輩は名無しである:2017/03/31(金) 12:52:25.78 ID:44LBbRih
- ちなみに、わたしの信念では、文学理論は
「わたしはこの作品が優れていると思う、なぜならば……」
で始まる、自身の主観や直感の説明だ
- 244 :吾輩は名無しである:2017/03/31(金) 13:27:07.25 ID:qmlmARwU
- 期待して読んだが長レスの割に
月並みで損したわ〜
つまらない理由も理論になるし
洞察が足りなすぎ
- 245 :吾輩は名無しである:2017/03/31(金) 13:44:34.18 ID:kjecW1gi
- >>240-243
人それぞれの意見があるのは当然だが、文学理論というのは、評価の基準を定めるための理論であることが多い。
主観ではなく、客観的な評価が可能になるのではないかというアプローチだ。
いくつもの基準が設定される場合もあるし、一つの基準を目指す場合もあるが、主観を並べるだけのものはないともいえる。
- 246 :吾輩は名無しである:2017/04/01(土) 10:59:10.93 ID:CaKzlGWv
- 「価値」とは、過渡的なものを指す言葉だ。
さまざまな時代が、その目的に応じて「さまざまな」ホメーロスやシェークスピアを作り出し(てきた。)
- 247 :吾輩は名無しである:2017/04/01(土) 15:32:07.01 ID:KyxIbtg4
- 文学理論全盛期に生まれたかったわ
読みだした頃
出たばっかの本に今は下火だとか書いてあって
なんだと〜ってなったわ
- 248 :吾輩は名無しである:2017/04/01(土) 16:43:00.46 ID:UKLOVwCc
- とりあえずアドレスを貼るのみで、当スレからは立ち去りますが、
たとえ暇つぶしででも、
もし興味ある方は読まれて下さい。
『救済的真理の伝達・証明』
《神・転生の存在の科学的証明》
http://message21.web.fc2.com/index.htm
- 249 :吾輩は名無しである:2017/04/01(土) 20:24:28.14 ID:XsJNr1Lb
- >>246
過渡的というより、その時代と地域での価値じゃないかな?
貨幣の価値が、その時代と地域によるものであるのと同じように、その時代と地域では、客観的なもの。
- 250 :記憶喪失した男& ◆WSFRN7wyiQ :2017/04/03(月) 20:38:42.30 ID:N3WUJc9Z
- 「文学理論」を学ばずに小説読んでる奴って何なんだろうな 定番の入門書教えてやるから理論を学べ より深く小説を味わえるようになるぞ [無断転載禁止]©2ch.net [511393199]
https://hitomi.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1491144438/
- 251 :吾輩は名無しである:2017/04/03(月) 20:51:04.91 ID:1Wj3gsMN
- 文学理論なんか学ばなくても小説は「読める」だろ
理論は読む事の条件じゃねーよ勘違いすんな
- 252 :吾輩は名無しである:2017/04/04(火) 02:21:26.41 ID:tUCiHBkN
- >>250
このスレよりまともに語ってんな…
つか以前にスレにいたナラティブの人か?
戻ってきてほしいものだ
- 253 :吾輩は名無しである:2017/04/04(火) 08:44:11.13 ID:nEdkhlBF
- >>250>>252
宣伝乙、で構わないんだが、いきなりこんなのに出くわしてはなあ・・・
>「勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っている」
>『文学理論講義』は、文学における一つかみの砂金に相当する
上段の言葉をまったく理解してないのが下段の言葉だってことに気が付かない人が、文学理論を語ってもなあ・・・
- 254 :吾輩は名無しである:2017/04/04(火) 13:08:57.69 ID:UwVAsVxp
- "the past should be altered by the present as much as the present is directed by the past”
これさえわかっていればあとは全てこのバリュエーシォンじゃない
批評りろんだt理異論だって書き手は自分が書く内容を解かったつもりになっているがいかんせん解かっちゃいない
- 255 :吾輩は名無しである:2017/04/04(火) 13:25:38.70 ID:UwVAsVxp
- 訂正
"the past should be altered by the present as much as the present is directed by the past”
これさえわかっていればあとは理論も個々の作品も全てが」このバリュエーシォンにすぎない
文学作品の価値基準を作るんだと理論家は気負っているけど
しょせん批評理論も読書の楽しみの一つに過ぎない
我々が思い入れするほどの価値はない
価値を保ちうるのはアリストテレスの『詩学』ぐらいかな
- 256 :吾輩は名無しである:2017/04/04(火) 20:15:55.39 ID:RIBFPkFG
- >>255
我々、じゃなくて、我、にしときなさいね。
- 257 :吾輩は名無しである:2017/04/06(木) 18:48:32.21 ID:40HVBLx9
- 速読について
【読書】「速読」は科学的に不可能だと証明される…真の速読は「飛ばし読み」の技術に過ぎず [無断転載禁止]©2ch.net
daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1491455829/
【読書】「速読」は科学的に不可能だと証明される…真の速読は「飛ばし読み」の技術に過ぎず★2 [無断転載禁止]©2ch.net
daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1491465002/
- 258 :吾輩は名無しである:2017/04/07(金) 21:52:19.58 ID:Q4V0bDeZ
- 「詩的機能は、等価の原理を、選択軸から、結合軸へ投影するもだ」
ヤコブソンの言葉らしいですが、具体例をもってどなたかわかりやすく説明していただけませんか。
- 259 :吾輩は名無しである:2017/04/07(金) 21:56:20.16 ID:kf5v7Yhe
- >>258
それだけ読むと、訳者が悪いのか著者がバカなのかとしか思えないね。
- 260 :吾輩は名無しである:2017/04/07(金) 22:26:47.20 ID:qlJlDhkb
- >>258
等価の原理とはA=Bであること、表現されるAと表現するものBがある価値基準において同じということです。
このとき、Aという表現されるものを表現するものは通常は辞書的な意味から選択されます。
B1、B2、B3・・・という事前了解の範囲から選択されます。
しかし詩的言語においては価値基準を新しく作り出します。その時AとBは別に作られた価値基準で結合されます。
人はAをBという言葉で表現されたとき、普通は辞書的な価値基準を受け入れてAはBなんだな。と理解します。
しかし、AとBをなぜ結合したのか?その根拠となるあたらしい価値基準(等価とみなす理由)を探し求めるような言葉が存在します。
そもそもAとBは=では表せません。にもかかわらず、等価としている価値基準・言語的約束事を露わにしうる言語をヤコプソンは詩的言語と言います。
- 261 :吾輩は名無しである:2017/04/07(金) 22:46:47.04 ID:qlJlDhkb
- ミシンは機械である。
このときミシンは=機械でありません。ミシンの属性の一つを機械とし、その属性を全体を代表するものとしています。
A<Bにもかかわらず、A=Bとする。これは一部分を全体とみなす換喩です。
王の冠を王自身と表現する、あるいは国全体を王で表現する、このようなA<BをA=Bとする。
ミシンは私の手である。同じ構造を持ちますが、詩的機能性は機械よりも手の方が連結性が少ない分増えるでしょう。
A≠BであるのにA=Bとする、そのような比喩も存在します。「のような」をつける暗喩とつけない直喩。
ミシンは私の手のようなものだ。
「私」はミシンを扱う主体であり、「手」は体の一部ですが行為の主体を代表し、さらに道具の体の延長としての一体化を経ていることになります。
そこで伝達されるのはミシンと私の手の同一性の説明ではなく、別の事態の説明です。
ミシンは私の命である。
すこしずつ抽象度が増しますが、詩的機能としては私の手と変わりません。
詩的機能とは喩をどれだけ重ねたかではなく、どれだけ選択肢にない結合を起こすかにあり、できる限り遠い物を近づけることを目指す人が現れます。
- 262 :吾輩は名無しである:2017/04/07(金) 22:56:43.91 ID:Eso/APh2
- うれしいこというねえ
- 263 :吾輩は名無しである:2017/04/08(土) 06:53:59.01 ID:lCu96PWS
- >>258
それの説明、意味論の本で読んだ記憶がある
確かに巧みな論法だった気が
本棚見てみる
- 264 :吾輩は名無しである:2017/04/08(土) 09:11:33.52 ID:onCBoGLf
- Money makes the mare to go.
が例
その意を伝える言葉を選ぶときに
色々ある。類義語を選ぶという
意味で等価の選択。
それを並べ、語を結合する際に
それらを束ねる等価的な操作が現れる
例の場合はm頭韻
これが詩的機能...かな
まあなんでも当てはめることができる理屈では
ないですね
- 265 :吾輩は名無しである:2017/04/08(土) 12:37:23.43 ID:EBp9ChZ/
- <<260-61
恋人の魂を魂を金箔やコンパスに喩えたダンの比喩を念頭に読みました。
おおまかな意味はつかめたように思います、丁寧な説明をありがとうございました。
日常の会話等にあって言葉の選択にあたって無意識のうちに用いられる等価基準が
詩作等においては言葉を結びつけるための技法として暗黙の前提、即ち「言語的約束事」として(意識的に)使われるということですね。
つまりもう一歩踏み出して理解すれば、これは「だまし絵」の原理でもあるわけですね。
- 266 :吾輩は名無しである:2017/04/08(土) 19:57:36.91 ID:WSSyO8ZO
- 山川が正しいかどうかなんて問題にしてないんだが?
俺は山川を批判する姿勢として間違いだと言ってるだけで
その点では仲正にも興味が無いこのスレのアンチが
仲正に同意するスタンスには批判的だがな
- 267 :266:2017/04/08(土) 19:58:23.46 ID:WSSyO8ZO
- おっと誤爆
- 268 :吾輩は名無しである:2017/04/08(土) 22:22:09.73 ID:Q46zQmen
- 詩は、三代目魚武の詩が好き、癒されるし、元気になる。
あとは猪木とか。
谷川俊太郎?
まったくこころが動かない
- 269 :吾輩は名無しである:2017/04/09(日) 21:42:15.94 ID:opz0euee
- 谷川俊太郎? 僕は、ネロとか20億光年の孤独とか、けっこう良い詩が沢山あると思う
だがこの感覚が西欧の有名な詩には当てはまらないと思うことが多いのはなぜだろ?
西欧人の詩の評価軸の中心には論理性が顕著に機能し、日本の場合はそれほど顕著ではないということか?
哲学だって同様だ、日本の場合だと「無の境地」とか「霊性」とか、なにかしら仏教的な悟りの境地を目指すことになってしまう、
なぜだろう?
西欧語に比べ論理的でないとされる日本語の言語構造が日本人の精神構造になっているということか?
- 270 :吾輩は名無しである:2017/04/09(日) 23:58:22.07 ID:dhPKxIOf
- 西欧の詩の評価軸に論理性が重視されるとか、まったくわからん理屈だな。
- 271 :吾輩は名無しである:2017/04/10(月) 06:02:53.59 ID:xzc/GC2o
- 言語は皆論理的であって、その多寡は比べられるものじゃないからね。
- 272 :吾輩は名無しである:2017/04/10(月) 12:49:17.83 ID:yVOO0QE0
- >>269
日本人の精神構造が、日本語の言語構造になってるんじゃない?
- 273 :学術:2017/04/10(月) 14:13:07.73 ID:Qoz6SCBc
- 精神論構造 って体育会系のノリかもなあ。
言語というと 芸術や体育のほうかもね。
- 274 :吾輩は名無しである:2017/04/10(月) 17:03:30.34 ID:c9QBXgz+
- >>273
精神論構造 って、なに?
- 275 :学術:2017/04/10(月) 19:56:58.67 ID:Qoz6SCBc
- それなりな。 精神分析時代よりも。若い時代の仕事。
- 276 :吾輩は名無しである:2017/04/10(月) 20:09:39.43 ID:c9QBXgz+
- >>275
いけね、学術君にレスしちゃったw
- 277 :吾輩は名無しである:2017/04/10(月) 21:47:44.27 ID:HEmogqCZ
- 日本文学論いいます
自然に帰る=破滅派、調和派の文学者等。雪舟、西行的。本音で生きて破滅するのもこれ。
自然が来る=かぐや姫、遠野物語、rewrite、小林さんちのメイドラゴン等。
おもに日本文学の構造はこの二パターンではありませぬか。
アメリカ文学論いいます
ポーは詩の原理で、もっとも美しいのは、愛する女性の死だと言っている
伝記を見ると、ポーは若い奥さんをなくしていて、その経験がしばしば詩のモチーフになっている
その個人的な経験から詩の原理を作っているきらいがある。
それはともかく、自分の悲しみを浄化するために悲しい物語を読む、みたいな、ギリシャ劇的な構造が
やっぱりアメリカ文学の構造ではないかしらん
日本は現実を捨てる。アメリカは現実と向き合う。そんな傾向が一般にあると思う。
しかし、勿論それだけが文学の全てだと言っているんじゃありません。
- 278 :吾輩は名無しである:2017/04/12(水) 14:17:30.40 ID:1TRDuuCT
- 日本語はクレオール言語だという説があるが、たとえクレオールではなくとも日本語は北方系や南方系
など複数の民族の言葉の混合から成り立っていると考えるのが当然であり、そのような日本語が日本人
を作ったというのは極めて自然なの話。
また同様のことは例えば英語についてもいえることで英語はゲルマン語やラテン語、そしてフランス語が
等が核になっておりイギリス人もやはり英語によって作られたのだといういい方は正しい。
- 279 :学術 EPND BACK INN SECRETARY naive danscer:2017/04/12(水) 15:01:43.56 ID:Yb4RoMdT
- クレオールってていいひびきですね。
- 280 :吾輩は名無しである:2017/04/12(水) 15:09:18.57 ID:Rk6uD5sH
- まともな根拠のないことを当然だの自然だのと言われても…。
語彙の借用すなわち混合ということなら、日本語は中国語と英語の混合言語ということになるよね。
- 281 :吾輩は名無しである:2017/04/12(水) 16:17:43.06 ID:1TRDuuCT
- >>269
つまり西欧の言語は、古代ギリシャにあってはギリシャ哲学の、それ以降においてはキリスト教の強い影響下に
置かれ、哲学論争や異端論争において言葉の持つ論理の力が党派の盛衰を大きく左右する結果になった。この典型
的な例がゼノンの「アキレスと亀」や「飛んでいる矢は止まっている」のパラドックスであろう。この黒を白と言い
くるめる論理の力を、現代においてはアメリカ等の訴訟社会に如実に見て取ることができるのだ。
ところが日本においては「理屈を並べ立てるな」という日常語が示すように年配者とりわけ権力者は筋道立てて
抗弁されることを極力嫌う。中村元は『日本人の思惟方法』の中で記す、「日本語ほんらいの和語は・・・感性
的あるいは感情的な精神作用を示す語彙には豊富であるが、理知的・推理的な能動的思惟の作用を示す語彙が非
常に乏しい。・・・・・純粋の和語をもって思想を表現する哲学は最近にいたるまでついに発達しなかった。」
「(日本人は)仏教を、なんらかの社会的・政治的目的のための一つの手段あるいは道具として(都合のいい部分
だけ)採用したような傾きがある。」日本の権力者は民衆の中に論理的批判力が育つのをうまくかわしたのであった。
はたせるかな法務省の訴訟社会到来を見越した法科学院の制度はいまや曲がり角を迎えている。
- 282 :学術 EPND BACK INN SECRETARY naive danscer:2017/04/12(水) 17:50:00.06 ID:Yb4RoMdT
- わがな、はやっとくといいと思う。
- 283 :吾輩は名無しである:2017/04/12(水) 19:21:13.08 ID:Q4SOgLRk
- ギリシャは西欧じゃないしアメリカはアメリカ大陸だろ。
基本的な地理知識が欠落してるぞ。
- 284 :学術:2017/04/12(水) 19:47:52.69 ID:Yb4RoMdT
- 日記論でも、ベアトリス ディディエはいいと思うよ。
日本の日記文学の論を集めたものも見たことある。
日記はカテゴリーで名随筆にも入っていたけど、今の子らは海外言語で日記をつけることに
コンプレックスがないしなあ。昔よりたぶん。
- 285 :吾輩は名無しである:2017/04/12(水) 19:56:07.10 ID:lA6evsOT
- 和語で法律も科学論文も書けないからな
英語がOE語彙だけじゃ無理なのと一緒
- 286 :吾輩は名無しである:2017/04/12(水) 19:58:32.82 ID:lA6evsOT
- 古文の規範が
女房文学だからな
書き手イコール読み手イコール登場人物
という閉ざされた世界の助動詞体系の世界
- 287 :学術:2017/04/12(水) 20:10:09.90 ID:Yb4RoMdT
- 助動詞はいいよな。一番優遇厚遇されてると思う。
- 288 :吾輩は名無しである:2017/04/12(水) 20:51:05.24 ID:Q4SOgLRk
- >>286
女房文学を以って日本古典文学を代表させるのはどうかと思うぞ。
- 289 :吾輩は名無しである:2017/04/12(水) 20:59:35.31 ID:lA6evsOT
- 俺もどうかと思うが実際そうなんだから
しょうがない。
散文の規範は源氏物語だから
その後は基本的にこの時代の
模倣を和文脈と呼んでいる
- 290 :吾輩は名無しである:2017/04/13(木) 10:56:03.59 ID:uDOjDNO7
- 規範と呼べるほど女房文学は流布したのか?
スレチな話題かもしれんが
- 291 :吾輩は名無しである:2017/04/13(木) 12:02:12.14 ID:Pg9Gv1tE
- 和語⇔漢語じゃないのwwwww?
- 292 :吾輩は名無しである:2017/04/13(木) 18:47:05.04 ID:5kP3QpTt
- >>291
和語と漢語は全然違うだろ?
- 293 :吾輩は名無しである:2017/04/13(木) 19:22:47.47 ID:uDOjDNO7
- なんか物凄くスレの水準が下がってきたな。
誰か上方修正してくれ
- 294 :吾輩は名無しである:2017/04/14(金) 10:50:53.30
- >>293
文学理論に関していえば、下は確かにヘドロのようなものだが、上は上であぶくのようなものだからなあ・・・
だからといって中間があるわけでもない。
下じゃできない上でもできない、中途半端じゃ、なおできない。
これが、文学理論というものだろうな。
- 295 :吾輩は名無しである:2017/04/15(土) 12:11:30.59 ID:7WyOo9PL
- 白痴も天才も、秀才も鈍才も、ホモもヘテロも、金持ちも貧乏人も皆が同格
これがデモクラシー、日本もようやくデモクラシー社会
人間皆平等、犬だって猫だって人間と対等のこのご時世
難しいことを言うのはよして、陽気に浮かれ騒ぎましょう
「時には娼婦のように、男娼のように、みだらな女に、くだらない男に、なりな」って調子にね
そうです、「きれいは汚い、汚いはきれい」「高貴は下劣、下劣は高貴」のご時世です
- 296 :吾輩は名無しである:2017/04/15(土) 13:11:10.86 ID:r9zgAolK
- ラブレーかよ
- 297 :吾輩は名無しである:2017/04/16(日) 02:39:38.20 ID:4MHvqJcl
- 大爆笑
- 298 :吾輩は名無しである:2017/04/19(水) 17:42:39.39 ID:0fVWcdbh
- 名高い中村真一郎の文章読本を読み始めて2行目
「電話が発達したからといって、手紙を書くことは全然、
しなくなったわけではありません。」
なんぞこれw
「手紙を全く書かなくなったわけではありません。」
くらいだろ
- 299 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 02:38:47.65 ID:kbt33siJ
- ラノベの文学理論、あるいは文学理論としてのラノベ。
ライトノベルとラノベを区別するかどうかということは差し置いて、とりあえず長いので『ラノベ』。
ラノベという手法で文学理論するとしたら。。。
しかし、その前に『文学理論』と『文学批評理論』の違いを考察する必要もある。
『文学の理論』と『文学理論』と『文学の批評理論』と『文学批評理論』、まで対象にするとわけがわからなくなる。
『読むということ』と『批評』の違い。『文学』と『文芸』の違い。考えねばならないことが多すぎる。
- 300 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 03:02:02.39 ID:kbt33siJ
- 『批評』を『読み方』のひとつと考えるならば、とても頭の悪い読み方である。
「なにさまだよ」といいたい。(もちろんこれも『誤読』という手法によってもたらされる)
『文学』の読み方にはひとつしかなく、それは『誤読』である。
『文学批評理論』とは『文学をいかに誤読するかについての理論』であり、
その『誤読の手法』を語ることで『文学(作品)』として成立している。
- 301 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 11:44:56.45 ID:QwNJZ8RB
- >『文学』の読み方にはひとつしかなく、それは『誤読』である。
分かったようなことを書き込んでいるが、結局何も分かっちゃいないんじゃない
『誤読』というからには『正しい読み方』というものが想定されているはず
だが読み方は一つしかないという
ぼくには矛盾としか思えんがね
だけど矛盾なんて論理はあり得ないとでも言うんだろうか
- 302 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 12:01:54.65 ID:kbt33siJ
- 『正しい読み方』というものも『誤読』の一種でしかない。
「『誤読』というからには『正しい読み方』というものが想定されているはず 」
そうではなく、すべてを『誤読』に落とし込もうという(ブラックホール)戦略。
- 303 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 12:06:34.29 ID:8yvRuhbd
- >>302
ところで、鍵括弧を使えばいいところ、わざわざ二重鉤括弧を使ってるのは何か意味あるの?
- 304 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 12:07:59.51 ID:8yvRuhbd
- おっと、鍵括弧じゃなくて鉤括弧だ
- 305 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 12:19:43.52 ID:ACSAgRtF
- >>295を読んで現代日本は「自由だ!」と言ってる老人想起した。
「自由競争」社会とかなら正しいにしても……。
勿論>>295は釣りかユーモアの心算かもしてないが
『社会契約論』J.J.ルッソーを確りと読み込んでみて損はないよ。
(……近代以降における「民主主義」の定義の解釈が全く間違っている)
- 306 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 12:27:43.02 ID:kbt33siJ
- 「」と『』で存在の違いをあらわそうとしたのだが、成功してない。
- 307 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 12:59:37.10 ID:BtD/Q0CR
- >>305
「自由競争」のはずなのに、大企業の救済は税金で、とかねw
- 308 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 13:49:41.04 ID:ACSAgRtF
- >>307さん。ご存知のように、日本国では、
政府は経済の成長を、日銀は経済の安定を一般には目指しているからね〜。
色々思惑が異なったり複雑ではあるよね。
- 309 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 13:56:52.45 ID:ACSAgRtF
- あれ? >>306さん
論文とかの類を書いたことないのかな?
↓この辺りは知っておいて損はないよ〜。
http://web.ydu.edu.tw/~uchiyama/ron/ron_14.html
- 310 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 13:57:27.08 ID:BtD/Q0CR
- >>308
複雑というより、目的を隠したがるということだね。
ま、文学理論とは、なんの関係もないがw
- 311 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 14:57:57.86 ID:BtD/Q0CR
- >>306>>309
もちろん、絶対的な決まりはない。
括弧に限定すれば、こんな感じが普通。
「」 会話、引用、強調、項目名など
『』 かぎかっこの中のかぎかっこ、書名やなにかのタイトルなど
() 年号や作者名を補足する場合など
〈〉 強調や通常の意味と異なる使い方など
- 312 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 17:16:15.68 ID:kbt33siJ
- 業界では『』を書誌名に使うってのは知っているんだが、
「誤読」では一般用語になってしまうので『誤読』にしてみたけど、あまりよくない。
ミ誤読ミ みたいにしたほうがよかったかもねw
本筋はそっちではなくて文学理論としてのラノベ理論なので、考え中。
- 313 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 17:50:17.40 ID:GlbcNVc+
- >>302
正しい読みかたと誤読を対にするのは正しいのだろうか?
正しいと誤りを対にする鈍感さはさておいて、読は読み方と同じであろうか?
誤読とにおける読とは動詞であり、漢文の作法に従えば誤が後を修飾するため副詞となる
誤リテ読ム
正しいとは名詞を修飾する形容詞である
副詞として読み直すなら
正シク読ム
これは正読となり、字義通りに読むということになるだろう
正しい読み方、とするならば読むこと正し、読正あるいは読而正、読於正とすべきである
誤読と正読を対比させるならば、すなわち解釈学と注釈学、字句に対する姿勢の違いとなろう
そこには著者の意は著者の字に正シク著されたかどうかへの姿勢となる
字よりも意を重視するならばそれは誤リテ読ム事を避けられない
意は字に尽くされている、とするなら正読は常に著者の意を誤リテ読ム
正読が存在するのは意を誤ラズ著シた特権的書物、聖書・コーラン・そして経に他ならない
さにあらずんば誤読にあらざる読はなし
- 314 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 18:04:24.25 ID:BtD/Q0CR
- >>312
そういう場合は、〈〉とか、””が普通。
””の方が多いかも知れない。
- 315 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 18:28:07.48 ID:kbt33siJ
- うーん。バベルの図書館にある書誌名としての『誤読』を想定していたので『』を使ってしまったのだが、
いまいちだった。
モノポールを表現する記号ってあったかなぁ。
- 316 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 18:28:09.87 ID:QwNJZ8RB
- >意を誤ラズ著シた特権的書物、聖書・コーラン・そして経
思弁的な根拠づけをしましたね
だけど聖書・コーラン・そして経も一つのテキストに過ぎないよ
正読も誤読もあるもんか
テキストの読みは一つのテキストを読んだ人の数だけ
読んだ人の読んだ回数の総計分だけある
将来の読者を含めば無限の読みが可能だ
もし正読があるのならそれは正読を争うのが正統と異端の差
多数の人からもより納得が得られる読みの近似値が正読に近いとすればそれは感覚の差
- 317 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 18:31:34.33 ID:BtD/Q0CR
- >>315
他人の指摘が気に入らなければ、好きにしてくれw
誰も止めない。
- 318 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 18:34:20.25 ID:BtD/Q0CR
- 誤読の話は、カントの「物自体」を思い出すね。
誰も正しいものに触れることができない、だな。
- 319 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 18:43:07.14 ID:GlbcNVc+
- >>316
いや、そうじゃなくて定義からして誤ることのない書物なのよ
経というのは仏教の経典も中国に入ってこう訳されたんだけど、「経」というのは聖人の教えなわけ
インドの数百年のさまざまな学派が全て「経」として一度に流入した結果、垂直的に構成されていたさまざまな教えがばらばらになってしまった
だから中国に入って分裂した宗派は全て中心となる「経」を選択し、教義の根本においた
そのような思考圏においては正読というのは重要なのであって誤読してはいけない
場合によってはなんで仏陀はマントラについて一言も言っていないのですか?なんてのをマントラにのっとって解釈したりするのよ
意を理解できなかったら読み飛ばしていいよ
もちろん誤読してもいい
- 320 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 18:49:28.33 ID:BtD/Q0CR
- >>319
麻原の書いたものが正しい、と言ってるの?
- 321 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 18:49:29.41 ID:kbt33siJ
- いえいえご指摘感謝いたします。
とりあえず文脈からの断ち切りには失敗したので、普通に「」を使うこととして文脈依存でなんとかしますw
まあ、本を書いてくれといわれたときに執筆者マニュアルはもらっているので基本的なことは知っているけど、
ざっと読んだあとにどこかにやってしまった。
- 322 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 18:53:39.12 ID:BtD/Q0CR
- >>321
本を書く以前に、担当教授や友人から論文の書き方を教わらなかったの?
いや、どうでもいい余計なお世話なんだが・・・
- 323 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 18:58:50.49 ID:kbt33siJ
- ん。論文を書こうとしているわけではないので、表現を模索していますw
- 324 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 19:09:38.70 ID:5ZzRwxF7
- 一時は思想で「」が流行ったが
その概念を自明視してませんよっていう宣言として
こんなかんじで
「桃太郎」の誕生
<日本人>の歴史
今は随分抑制されているように思える
かっこだらけが異常だったので
- 325 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 19:10:29.58 ID:kbt33siJ
- 『骰子一擲』だと行き過ぎだけど、ネット時代の表現として記号あるいは装飾タグについての研究論文を探してみるっか。
- 326 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 19:12:59.81 ID:kbt33siJ
- その手の思想系ではやった括弧は現象学由来の括弧に入れて先送りするということをそのまま適用してしまったという恥ずかしい歴史の一部ですよねw
- 327 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 19:13:45.25 ID:QwNJZ8RB
- 神様の御言葉だ
間違いはない
しかし人間はバカだからね
神意は何人にも通じることなし
これって誤読?
結局その万能をもってしても人間に神意を伝えられない神もバカってことに帰結しない
- 328 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 19:14:09.13 ID:5ZzRwxF7
- 条件付きの正しい読みならあるに決まっている。
そうじゃなきゃメールで予定すらやり取りできない
対象の評価が連続体だからクソミソ一緒論法は
俺もよく使うからわかるけど、得るものは少ない
- 329 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 19:16:41.76 ID:5ZzRwxF7
- 前にも書いたが
京大出の現象学学者に
還元を題材挙げてやってみてといったら
やってくれなかった
ほんと馬鹿馬鹿しいわ
- 330 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 19:17:53.64 ID:BtD/Q0CR
- >>326
違うんじゃない?
現象学では、カッコに入れる、という言い方はあるけど、カッコを多用するわけじゃない。
- 331 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 19:22:03.03 ID:GlbcNVc+
- つまるところ、「」や『』を適切に使うべきだ、というのは正字法が存在する、という信仰をしている
論文における作法はほかの場所でも適用可能である、という
正字法とは体系化を必要とする。もともと偉人の教えなるものは矛盾が存在しないようにする圧力など存在しない
中国に三蔵法師などが仏典を持ち込んできたとき、互いに矛盾していることに気づいた
経典、とは誤りがないゆえにそこに体系が作られるものである
だから矛盾のない仏典を選択し、それをとりまく仏典をサブ経典とし、体系化することで宗派が分かれる
正しい読み方などない、と主張するならば正字法の根拠も否定しなくてはならない
正字法とは字義通りの解釈を容易にするための便法に過ぎないのだから
このようなことは歴史的仮名遣いにおいても定家や契沖がおこなっているし、ドイツにおいてもニーチェの同僚たちが行っている
イギリスでは王政復古期、フランスでは選考するアカデミー
彼らは常に正字法、字と意の不一致が根本に存在していることを捉えたゆえに、既存の正字法を改革することを選んだ
アルス・コンビナトリア
- 332 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 19:22:12.56 ID:5ZzRwxF7
- 論語に天命を知るとかいうのがある
これは
やるべき使命を見つける
と
限界としての運命を悟る
という読みがある
これはどちらも根拠があって
双方意味的なつながりがある
なので正解がわからんからクソミソ
なんでも優劣がないというのは安直
- 333 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 19:23:01.82 ID:kbt33siJ
- 多用したのは(現象学的に)カッコつけたかったからでしょうw
- 334 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 19:23:48.75 ID:BtD/Q0CR
- >>333
誰が上手いことを言えとw
- 335 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 19:28:52.59 ID:5ZzRwxF7
- それよりも今日
解釈意味論と生成意味論を
英語学大系で読んだけどイミフだったわ
形容詞ひとつのかかり方の説明に
文を変形しまくるのは馬鹿げてるだろ
俺的には滅びた理論好きとして関心あるのだが
入門書ないのか?
- 336 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 19:56:53.59 ID:QwNJZ8RB
- 標準的な読みを前提することは不可能
たとえメールであっても読者の受容レベルは千差万別
使用者のレベルに応じてメールが読み込まれているだけ
- 337 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 20:23:52.44 ID:5ZzRwxF7
- 具体例がないと机上の空論
- 338 :吾輩は名無しである:2017/04/30(日) 20:27:23.76 ID:5ZzRwxF7
- まあ私的言語の話は
Wが捨てたように
解説不可能なので
どうしようもない
つまり言葉遊び
- 339 :吾輩は名無しである:2017/05/01(月) 00:35:43.73 ID:2jjVFLeY
- ノースロップ・フライの著作を読んでいて体系についてこう書かれていた
コスモロジーには二通りの、理解するためのコスモロジーと変形させるためのコスモロジーが存在する
前者に含まれるのはネオプラトニズムやニュートン・デカルト、神学でありそこには対象を解読するものとして扱う
このような読解には誤読は許されず正しく読むことを要求する
mysteryとは正しく読むために隠されているのであり誤読を許すものではない
一方で変形させるためのコスモロジーにおいてはエゼキエル書のchariotが例に挙げられる
それは象徴ではなく寓意であり、parabelとは傍らに投げられたもの、神秘主義とは異なるものなのだ
解読されることを待ちながら、誤読に開かれたコスモロジーは根底という確固たる根拠を措定しなくてはならないネオプラトニズム・神学・自然科学と実に相性が悪い
変形させるためのコスモロジーは誤読が許されない、なぜなら著者の意図が明確に存在し、体系化を指向しているからだ
それは文字を誤読することを許さないのではない、意図がない言葉として受容することを許さないのだ
彼はこのような文章を第二次世界大戦の最中に書き付けていた
これが後に批評の解剖に連なることになる
理解する、ことは表象への信頼が必要である
人は信頼していないものを理解することはできない
そして理解ではなく変形への手段として読解を行うことを要求する体系もあるのだ
恐ろしいほどの対称性
- 340 :吾輩は名無しである:2017/05/01(月) 00:52:03.01 ID:2jjVFLeY
- mysteryとは隠されたものであり、しかしそれは理解される必要のないものには使われない
理解しなくてはならないけれども現時点では理解できないこと、そこにmystery、mystic、隠蔽が生じる
これは暴かれることから隠すsecretとは異なり、あくまで理解という到達を目標とし、理解をあきらめないために隠蔽する
だからこそ、神秘主義は科学と実に相性がいい
聖人の言葉を理解できないとき、聖人が間違っていると主張することは科学的ですらない
棚上げにすること、自分が理解できないことを括弧に入れること、それは敬意である
この敬意を欠いて理解は存在し得ない
言語を使用するときには常に相手のいうことを理解する、という最低限の敬意が介在している
ここに言語が規範的な、ルールに従うという特性を最初からインストールされているゆえに哲学の問題となるのだ、とクワインならいうだろう
このルールに従うという特性を言語から追放しようとしたのが完全言語、バベル以前を取り戻そうとする試みだった
ウンベルト・エーコ、ボルヘス、カフカ、そしてアルノ・シュミットはこのようなジョイス的試みを横目に見つつ、共感しつつ自らの道を歩もうとした
炎上する図書館、響き渡る哄笑、本を売ろうとするものに本の価値を説教して金を与え、本を大事にするように、と説教する狂人
- 341 :吾輩は名無しである:2017/05/01(月) 01:11:26.55 ID:2jjVFLeY
- たとえば科学論文とは理解するための世界観を提示する手段である
そこでは誤読は許されていない
著者の意図を誤読して利用しようとするものは、それが科学的ではないことを忘れている
著者の意図は明確に手法に依存しており、手法を意図と切り離して引用することは科学論文という手法を裏切っていることになる
人文学の論文においては議論の論証の手法を切り離して引用することがまかり通っている
しかし、意図と論証の方法(科学では実験)を切り離せない、とする昨今の科学哲学はレトリックとは論証から切り離せない、とした大陸哲学に非常に近い
科学論文においては、引用される先駆者の論文は敬意を持って利用される。同時に注意深く批判される
批判もまた、そこには引用するに足るものがある、という信頼を有するという点において、神秘主義・神学に共通する
あえて、自然の解読を離れたとき、誤読や別の文脈で野放図な利用が行われる
しかしそれは厳密な論文を引用したとしても厳密から程遠くなることを理解していない
この歪曲を最初から織り込んだ書物を書き、その歪曲を期待された書物をきちんと歪曲して変形すること、それは異なること
この論文には何ができ、何ができないかをきちんと織り込んだ論文は、おしつけがましくおせっかいだ、と思いながらも楽しめる
システム学から逆システム学へ
- 342 :吾輩は名無しである:2017/05/01(月) 01:14:20.90 ID:YNERo0IP
- フライのなに?引用元教えて
- 343 :学術:2017/05/01(月) 12:10:51.69 ID:QqxdPOEL
- ニュートンよりデカルトの方がいいんじゃないの。
たとえばリンゴ酒と落下実験では、当たり前に酒飲みにならなきゃ。
リンゴを落とすセンスがよくわからないよ。タバコのポイ捨ても止めたし。
- 344 :吾輩は名無しである:2017/05/01(月) 12:11:54.88 ID:C9BpeAWr
- ノースロップ・フライは文学批評家である前に神学者であると思う
彼の根本にあるのは、宇宙は神の摂理に支配されている、とする近代的な、否、前近代的ですらある世界観でしょう
そして「理解する、ことは表象への信頼が必要である、人は信頼していないものを理解することはできない」
という主張は、神を信ずる者のみが世界を理解できる、と言うに等しい
つまり聖書の世界を理解するには虚心、つまりバカになりきり、心を聖書の作者と同化する必要があるということです
フライはブレイクが神に向かうのと同等のレベルまで降り立つことでブレイクの世界を理解できたのでしょう
ブレイクの“If the doors of perception were cleansed every thing would appear to man as it is: infinite”
とはこの虚心の心の状態を述べた言葉ですし、Wikipediaの"Fearful Symmetry"の解説にある
"As Frye himself acknowledges, Blake's work is not to be deciphered
but interpreted and seen within its specific historical and social contexts."も同様です
だが究極の理解の方法の一つとされるこの同化(一体化)は現実にはあり得ぬことです
あるのは支配体制の(なんらかの)価値への無批判の盲従のみでしょう
- 345 :吾輩は名無しである:2017/05/01(月) 12:21:15.37 ID:JZeaK6is
- 鑑賞の際の一体化は個人の気持ちの問題なので
何も言えんわな
- 346 :吾輩は名無しである:2017/05/01(月) 15:06:51.33 ID:YNERo0IP
- いやどの著作か引用元教えてほしいんだけどw
- 347 :吾輩は名無しである:2017/05/01(月) 19:16:06.51 ID:C9BpeAWr
- "Fearful Symmetry"『恐ろしいほどの対称性』
- 348 :学術:2017/05/01(月) 19:19:57.01 ID:QqxdPOEL
- 支配するものが上位だろうか。オフェンスのやり合いが野放図のほうがいいよ。
- 349 :吾輩は名無しである:2017/05/01(月) 19:32:54.37 ID:YNERo0IP
- フライの著作名ですらないのだけれど
- 350 :吾輩は名無しである:2017/05/01(月) 19:50:23.73 ID:v86V4k/J
- https://www.scribd.com/mobile/doc/207122903/
これやろ
なんやキミは
- 351 :吾輩は名無しである:2017/05/01(月) 20:10:33.14 ID:YNERo0IP
- あ、スペル間違えてたわすまん
蔵書の中にあった
- 352 :吾輩は名無しである:2017/05/02(火) 01:42:26.75 ID:BgEOGh4N
- 筆記体と誤読の関係について
第二次世界大戦後、世界中で筆記体は教えられなくなり、日本でも指導要領から姿を消して10年以上たつ
しかしそもそも筆記体とはなんで教えられていたのか、といえばまさに誤読の成立し始めた19世紀からといえる
アメリカ独立宣言は筆記体で起草され、そして筆記体で印刷された
1800年ごろには読書人口が爆発し、そしてそのときに正しく読むことは同時に正しく書き方を学ぶことであった
ホフマンの例を挙げるまでもなく、当時の少年少女はアルファベットを分解して半円、半楕円、止め方、繋げ方を分解して学んだ
ここでは読むこと→書き写すこと→書くこと→頭にあることを書き出すことがカリキュラムとして夥しい文章読本が出版された
美しい字を書くことは、個性を表現することであり、連続した美しい字を滑らかにつなげることであった
公式文書が活字体であったにもかかわらず、いかに滑らかにつながる文字を書くかを徹底的に学ばせていた
そのためには背筋を伸ばし、光は左側からあて、正しいペンの持ち方を矯正し、背筋矯正バンドなるものが大ヒットした時代だ
こうして作り上げられた文具と筆跡は個人を証明するものとなる
インクの濃淡、線の太い細い、は愛用のペンとインクでなければ違うものとなってしまい、欧米では筆跡による占いが誕生日占いと同レベルで存在している
身体を全体として管理する時代から、各部分に分割して細部ごとに規律・矯正が始まったのがまさにこの時代であり、書き方・読み方においても細部の権力機構が出現した時代
19世紀の近代小説を作った作家たちはみな、このような筆記体の習得という規律のもとで自分だけの筆跡を習得した人間たちであった
- 353 :吾輩は名無しである:2017/05/02(火) 01:50:03.28 ID:BgEOGh4N
- 本来断片的なテキストをまるで連続したものであるかのように欠落を埋めるものとして、筆記体教育は自伝と同時に現れた
joint-up styleとはその名の通り字を続けて書くことであり、前世紀に隆盛を極めた私的な「日記」が断絶を前提としているのに対し、自伝とは人生をシームレスに連続するものとして著す虚構である
日記には寝ている時間が書かれていない、といえば当たり前だが、自伝は「私は生まれた」と書き付けることから始まることの矛盾をはらむ
この矛盾を解決するために枠物語は採用されるが、「私は書く主体となった」という瞬間を書いてしまうという断絶は拭い去ることができない
自伝とは本来断片的なmemoryをある一本の糸でつなぎ合わせたものである(ロックは内省と感覚を分けたが、内省とはmemoryに過ぎないと反駁されたのはこの時代だ)
その糸は主体と名づけられ、自分が生まれる前、書く主体となる以前のことから平然と語り始める
この糸をまるで自分のことのようにたどっていくのが近代的読書であり、あえて横道に入ることを許容する
これは自伝と日記を発表したルソーの告白の魔力によって若者を自殺に追いやり、ルソーの性癖の告白は詐欺ではないか、とわずか10数年後には反省的フィクションが出現するにいたった
すると、本来ばらばらなテキスト群であったものがあるひとつの意思によって統括されているがごとく作者の意図を読むことが意識に上り始める
自然や聖書という、確かに唯一の意図で記された(それは本当か?互いに矛盾するテキストではないのか?)書物と同じように小説においても意図を読み始める
すると、アイデンティティーは旅をして形成されるものだったが、図書館でアイデンティティを探す転倒が生じる
いずれ薄れ行く、旅のぶつぎれの思い出などよりも、図書館に行けばまるで自分が考えていることが連続した自己意識として表現されているのだから
自伝の恐ろしさ、教養小説の恐ろしさに気づいた作家たちが不慮の事故で切り刻まれる自伝を書いたのは偶然ではない
近代的誤読とは作者の意図(主人公の心情)に過剰適応したあげく、いまや(人間となった)作者の意図を崇拝しなくては出現しない
作者の意図に敬意を払わぬ読解は必ずしも誤読ではない、何が語られているかを読み取りもせずに、引用の引用で自己流の解釈をする自意識過剰は最初から読解とは違う何かを指向している
- 354 :吾輩は名無しである:2017/05/02(火) 01:57:48.09 ID:ZlpyefhE
- ポール・ヴァレリーはフライと同じく、もはや自然や聖書が必然性を有していないことに直面した
自然には意図がない、ならば心情(ハート)によって読み取ることは悪ではなく、人間は心情を持たない即物には耐えられない
しかし、ハートを自然や聖書に読み取ることは本来ないものを付け加えることである
彼らは、このような、(現代からすると)秩序がないかもしれないテキスト群を、統一したテキストとして受容し、引用していた時代があったことを指摘している
フライに言わせればランガージュが変貌しているにもかかわらず、前世代のランガージュのコードを理解せずに読解しようとするよりは前世代のランガージュを理解せよ、ということに他ならない
近代的思惟は公理・公式Axiomを要求するがこの公式は二重の意味を有し、把捉することと産出することの意味を持つだろう
公式は現実的なものを記号体系に至らしめ、もって随意にほかの現実性を形成しようとする
ゆえにヴァレリーは方法を、或る物を作ることよりも或る物がいかに作られうるかを重要とし、方法を実証する意義として作品をみなす
詩とは知性であり、思考であり、神秘ではなく、聖書の世界に混じりこんだ換喩から隠喩へ戻す試みもまた再評価されることになる
それはネオプラトニスト、錬金術師から形而上詩人を分離する試みとなるだろう
同時多発的な、戦間期に活字によって筆記体のフォントが節約され、画一的なブロック体の前にスタイルが消えていかざるを得ない時代に消長する思考
- 355 :吾輩は名無しである:2017/05/02(火) 03:24:58.95 ID:5+xx5mLf
- で端的に何が言いたいの?
- 356 :吾輩は名無しである:2017/05/02(火) 06:20:10.88 ID:Bku8Izsm
- フーコーっぽく口から出まかせは
かっこいいでしょ
- 357 :学術:2017/05/02(火) 09:40:20.85 ID:mn/1GV8e
- 日記には極限の精神状態になる不思議な魔力があるよな。ふりかえると。
- 358 :吾輩は名無しである:2017/05/02(火) 09:47:51.44 ID:WtO3RF+K
- Then you have done a braver thing
Than all the Worthies did;
And a braver thence will spring,
Which is, to keep that hid.
- 359 :吾輩は名無しである:2017/05/02(火) 11:06:12.33 ID:bqYOM2X+
- 確かにかっこいいよな。いいんじゃない、たまには。
- 360 :吾輩は名無しである:2017/05/02(火) 11:08:39.15 ID:bqYOM2X+
- なにしろ文学理論スレだからな。
- 361 :吾輩は名無しである:2017/05/02(火) 11:50:15.33 ID:ZVdQLMv8
- 文学空論スレ、だろ?
- 362 :吾輩は名無しである:2017/05/02(火) 12:42:29.09 ID:bqYOM2X+
- 文学理論って「それらしく見えればいい」んでしょう?
- 363 :吾輩は名無しである:2017/05/02(火) 12:43:39.17 ID:ZVdQLMv8
- >>362
哲学と同じね。
- 364 :吾輩は名無しである:2017/05/02(火) 12:57:52.03 ID:dMIvbUmW
- 自然科学が抜けた後に残った屑集めて
こしらえたキメラだからしゃーない
俺はそういう嘘くさい人工物が好き
- 365 :吾輩は名無しである:2017/05/02(火) 13:01:29.69 ID:ZVdQLMv8
- >>364
蓼食う虫も、だが、人の好みというのは、文学的にはどう分析するのかな・・・
好みで殺人したり戦争したりする連中がいるんだから、文学の課題ではあると思うんだ。
- 366 :吾輩は名無しである:2017/05/02(火) 15:57:58.37 ID:yCNzvLel
- だからソーカル論文もイケてる
あれでいいじゃんいい論文じゃん
掲載してもいいじゃんて
いう批評家がいないのはヘタレだな
- 367 :吾輩は名無しである:2017/05/02(火) 16:01:23.28 ID:yCNzvLel
- And yet, these images of the future mathematics
must remain but the haziest glimmer: for, alongside
these three young branches in the tree of science,
there will arise new trunks and branches -- entire new
theoretical frameworks -- of which we, with our present
ideological blinders, cannot yet even conceive.
メッチャノリノリで好き
夢が広がナントカ
- 368 :吾輩は名無しである:2017/05/03(水) 11:38:32.46 ID:4p42oRV5
- Suicidal Tendencies - War Inside My Head
https://www.youtube.com/watch?v=Lv2o1U93t2s
- 369 :吾輩は名無しである:2017/05/03(水) 11:56:55.04 ID:4p42oRV5
- 誰かこの文化現象を正読してみてくれないか
- 370 :吾輩は名無しである:2017/05/03(水) 15:34:57.67 ID:JEhAhQ0J
- >>369
デスメタルバンドの歌詞を解釈すればいいの?
まず君の意見を提示してみてくれよ
- 371 :吾輩は名無しである:2017/05/03(水) 16:18:32.15 ID:QQgYxn0f
- そのバンドは正確に言うとデスメタルではない
- 372 :吾輩は名無しである:2017/05/03(水) 16:24:53.63 ID:f7JAbcHI
- あの、どうでもいいんですけど・・・
- 373 :吾輩は名無しである:2017/05/03(水) 16:29:31.36 ID:yRKNxakn
- 文系のための教養としてのプロレス入門とか
メタル入門ないの?
- 374 :吾輩は名無しである:2017/05/03(水) 16:38:18.61 ID:QQgYxn0f
- http://hvymetal.com/ から色々聴いたり調べたりできるよ
- 375 :学術:2017/05/03(水) 17:30:57.71 ID:aBD1tMZb
- レッスルする世界か。 バルトはあるよね
- 376 :吾輩は名無しである:2017/05/04(木) 00:52:49.53 ID:tazyE4sq
- >>373
プチ鹿島の教養としてのプロレスを読めばええんでないの?
メタルは、バーン周辺のシンコー関連で事足りないのかな?
文系のためのヒップホップ入門みたいなノリが欲しくて聞いてるんですかね?
- 377 :吾輩は名無しである:2017/05/04(木) 01:00:45.40 ID:tazyE4sq
- >>374
なんだ宣伝レスか。スレ汚し、失礼しました。
- 378 :吾輩は名無しである:2017/05/04(木) 01:02:33.76 ID:wY9qtIw6
- >>376
そうだね、
- 379 :吾輩は名無しである:2017/05/04(木) 02:27:34.78 ID:kYmO3SMc
- イーグルトンの理論に当てはめた小説とかあるの?
すごい難しそうなんだけど
大御所と言われる作家の作品にはその理論が適応されているのだろうか
- 380 :吾輩は名無しである:2017/05/04(木) 04:49:37.26 ID:o43atWxz
- イーグルトンのは文学批評理論だしね。
『文学部唯野教授』筒井康隆
なら、理論にあてはめて。。。いないよな。
下敷きにはなってるけど。
- 381 :吾輩は名無しである:2017/05/04(木) 13:45:02.92 ID:1OV0d1VU
- 誤読を歴史的存在物としてみていく視点
生産的な誤読なる概念は一旦捨てるべきである
アラン・ソーカル論文の誤読は生産的である、しかし論文雑誌の方法性を欠いている
クローチェは歴史論理の歴史を歴史叙述と分別した
マキャベリは文学的な歴史叙述ではあるが、歴史叙述の伝統や方法において、はるかにヴィーコに劣る
文学においては方法論と実践は矛盾していてもよい、行為と当為は分かたれていてもいい
哲学、歴史学においては実践はそのまま自らの歴史認識と結合し、歴史認識なき歴史叙述はありえない
それゆえに、時代を表現するには複数の歴史家、異なった視座と歴史認識を持つ歴史家の叙述が必要になる
個人的日記・役人的記録はそれゆえに、叙述ではない歴史として珍重される
ドイツ式図書館とアレキサンドリア式、20世紀後半になって復活し始める図書館との違いを忘れている
現代のアレキサンドリア・プロジェクトとドイツ式図書館は指向が別であること
名前を収集する根拠とするか、内容・権威を収集する根拠とするかの亀裂
ドイツ式図書館は常に選別の思想を持つ、エーコによって燃やされる図書館はまさにドイツ式であり、断じてアレキサンドリア式ではない
ボルヘスから離れ、マッハとニーチェを思い出さなくてはならない
選別の思想を成り立たせる根拠は自同律と矛盾律、そして因果律に他ならない
これこそは誤読の本質
因果律に抗おうとし続けた一群の小説家たちは、誤読の機制を熟知した人々であった
断絶を滑らかにつなぐ、空白を埋めてしまう偽造の誘惑
体験を経験として連続化する抽象
あえてドイツ歴史主義ではなく、ギリシャ的直線から滑らかにつながる曲線の思想的意義を思い出さなくてはならない
この曲線、ダーウィンによって滑らかにつなぎ合わされた連続の時代に抗うのが小説の誕生
ゲーテは教養小説など書いていない、「マイスター」をBildung小説としたのはディルタイというイデオロギーであり、200年にわたる文芸界の誤読なのだ、とは今年二月に初めて翻訳が出版されたヨッヘン・ヘーリッシュが大昔に述べていたことである
ほかの登場人物によって誤読され続ける主人公「テレルス」なる「物語の糸」に逆らい続けるデビュー小説を書いたムージルはその後2年にわたってマッハについての博士論文研究に従事したのであった
- 382 :吾輩は名無しである:2017/05/04(木) 15:50:57.24 ID:gHAgquhd
- 欧米の文学には理論に当てはまる作品はあるのかもしるないけど
現代の日本の小説に文学理論なんて当てはまるのだろうか?
小説は多少読む方だけど哲学性や理論性なんて感じたことないよ
- 383 :吾輩は名無しである:2017/05/04(木) 17:09:47.22 ID:SI+TvRjl
- 物語はまんず物語論で語れるだろう
源氏と先行者であるウツボとの相違とかね
だから現代も同じ
また欧米の村上春樹についての論文はたくさんあるが
既存の文学理論をなんらか援用していないものは
あまりないだろうし
- 384 :記憶喪失した男& ◆WSFRN7wyiQ :2017/05/04(木) 19:27:21.47 ID:nJTzPQN+
- ここに書いた言語学の記述まちがってないよね?
10、宗教と記号
https://mint.2ch.net/test/read.cgi/philo/1442306401/167
感想くれ。哲学のまとめの新しいやつ。
- 385 :吾輩は名無しである:2017/05/04(木) 23:31:24.30 ID:+1u+bzCt
- >>384
間違ってるよ。
感想としてはそれだけ。
- 386 :吾輩は名無しである:2017/05/04(木) 23:54:40.61 ID:lU2V6rnO
- 間違っているかなんてわからんが
ダサいな
センスがない
間違っていても
もっとかっこいい文章書かないと
- 387 :吾輩は名無しである:2017/05/05(金) 00:12:34.45 ID:yz1ERGBX
- そこで記号として語られているものは本当に記号なんだろうか?
宗教だったら記号ではなくてシンボルあるいは「しるし」ではないのだろうか。
- 388 :学術:2017/05/05(金) 08:45:58.48 ID:8oQWnaZK
- 歴史には血統が欠けているから、繁殖の限界があって
よくない面もあると、振り返ってみることもおすすめ。
サラブレッドの血統書を日記風にメモにしてつけようかな。
- 389 :記憶喪失した男& ◆WSFRN7wyiQ :2017/05/05(金) 10:41:21.93 ID:rpJwi1jZ
- 言語を習得するのに暗記する単語が数千から数万個ってのがあってればいいです。
どうですか?
- 390 :吾輩は名無しである:2017/05/05(金) 10:51:16.61 ID:21LF1lCi
- あってるよ
英語の場合
常識的な範囲だと辞書の見出し語で
2000から2万くらいだな
- 391 :記憶喪失した男& ◆WSFRN7wyiQ :2017/05/05(金) 13:11:53.35 ID:rpJwi1jZ
- ありがとございます。
- 392 :吾輩は名無しである:2017/05/05(金) 14:13:22.77 ID:HuzZKHTd
- ま、おまえら、ちょっと気分転換しろ!
ヤマのオカルト置いとく。
ちょっと気色悪いけど・・・
★山霧の巻くとき(山岳ホラー)
http://slib.net/71604
上松煌 作
(プロフィール) http://slib.net/a/21610/
最後のほう、グロ注意?!!
- 393 :吾輩は名無しである:2017/05/06(土) 01:03:00.49 ID:tN1IwaKF
- イーグルトンの文学理論むずかしいよ(;_;)
1日かけて50ページほどした読めなかった
みんなは頭よさそうだからスラスラ読めるんだろね
- 394 :吾輩は名無しである:2017/05/06(土) 01:34:34.60 ID:srVVzuCK
- >>393
頭がよくても悪くても、1日50ページ読めれば十分じゃない?
- 395 :吾輩は名無しである:2017/05/06(土) 11:01:00.38 ID:H98uKhmi
- 言語とは一箇の独立した存在であり、人間は成長するとともにそこに参入し、そして参入することによってはじめて人間は人間になれる
というわけである。言語は個々の主体が自己を展開する領野として、個々の主体に先立って存在する。そして、言語が「真理」を含むと
言えるのは・・・現実がみずからを「脱・隠蔽化」し、私たちの省察に対してみずからを開示する場が言語であるという意味からそう言
えるのだ。言語とは疑似客観的な出来事であり、また個々の人間に先立って存在する。こうした言語観を展開するハイデガーの思索は、
実に、構造主義の理論と軌を一にしている。(イーグルトン『文学とは何か』:岩波文庫版 、〈上〉P.158)
(構造主義の現実観は)現実を本質的に言語の所産とみる。(それは)、ことによると、世界は人間の意識によって構成されるとした古
典的観念論の教えの最新版にすぎぬのではないか。(同、〈上〉P.256)
ソシュールの関心の的は、人間が実際に何を語ったかではなく、人間が何かを語ることを可能にする構造のほうだった。(同、〈上〉P.270)
意味というのは、いうなれば、言語それ自身の関数=産物(ファンクシォン)であって、私の心的過程ではないのだ。(同、〈上〉P.268)
- 396 :吾輩は名無しである:2017/05/06(土) 11:14:00.58 ID:V+rhHRsD
- 言語の所産とみる
というのは
この間読んだ『近代日本思想の肖像』を思い出す
序論で著者は怪しげなしかし良く聞く主張を
繰り返す
それは
日本近代の西洋の概念の輸入消化は語彙を調べれば
失敗であって自分たち日本人の思考の道具にならなかった
というもの
これはイデオロギー関係なく
戦後の知識人が絶えず切り出す話題だが
それらしいかっこいい主張なだけで
ロクな根拠はない
- 397 :学術:2017/05/06(土) 12:01:15.82 ID:pQOnQZwG
- 言語は無か。文化は有か。歴史アーカイブは罪を祈って解きながら抜き取る。
- 398 :吾輩は名無しである:2017/05/06(土) 12:14:19.02 ID:V+rhHRsD
- 全部失敗論と
根本的矛盾が解決されないまま論と
超越的な思考がない論は
気をつけないといけないが
飛びつきまくる秀才は後を絶たない
- 399 :学術:2017/05/06(土) 12:21:07.99 ID:pQOnQZwG
- 思考の天才はよく歩くし、矛盾の転載は室内でよく動く、成功した天才は
セクハラにかなり完璧に気を付けてる。超越神は筆舌に尽くしがたい詩美会。
- 400 :吾輩は名無しである:2017/05/07(日) 01:03:56.24 ID:P2FYLJeS
- 構造主義 − ノースロップ・フライ ー 新批評家たち
構造主義は構造が機能をはたすために従う一般法則を検証することに関心をよせる。さらにそれはまた、・・・個別現象を一般
法則の実例にすぎぬものへと還元する傾向を示す。・・・(また構造がいかなるシステム成す)その個々の構成単位は、他の構
成単位との関係のなかではじめて意味を持つ・・・。(イーグルトン『文学とは何か』文庫版〈上〉p.226)
ノースロップ・フライの批評は、ゆるい意味で言えば「構造主義」と記述することができる。(同上 p.226)(彼の)主張によ
れば、文学とは、みずからの外にあるものをいっさい指示しない「自律的言語構造体」であり、現実とは絶縁されて、ただ内部
のみを向いているのであり、この領域が「言語的関係システムのかたちで生と現実とを包摂する」のである。・・・文学は、・
・・歴史に一貫して流れている集合的ユートピアの夢想であり、それは、根源的な人間の欲望、それも文明を生み出す原動力に
なってきたが、文明のなかでは決して満たされることのない欲望の表現なのである。・・・この表現は、人類そのものの集合的
主体に根差しているのであって、そうであればこそ、「原型archetypes」すなわち普遍的な意義をもつ形象を具現化するに至る
のである。(同上 pp.222-3)
(これに対し)〈新批評〉家たちは、ある重要な意味において、文学が認識であること、そして世界に関する知を生み出すもの
であることを認めていた。(同上 p.222)
- 401 :吾輩は名無しである:2017/05/07(日) 01:14:32.62 ID:tRZfKYHP
- こういう藁人形論法と言われる論法は馬鹿しかしないが、読まずに貶めようとするバカばっかり
自分の感想を書けよ
引用と言うのは思惟的な暴力的な操作
客観からは程遠いことを知った方がいい
まぁ原文で読んでいる人間に「それはつまらん」と書くだけのバカよりはいいのだけれど
- 402 :学術:2017/05/07(日) 07:47:08.86 ID:R3VAryfL
- 人類そのものだけの集合論なんてあるか?
- 403 :吾輩は名無しである:2017/05/07(日) 13:05:36.66 ID:zjOHh1Ik
- >>401
せっかく自分が読んで感動したところを引用してくれてるんだから、ケチをつけることではないよ。
引用してあるところが気に入らないなら、自分がそこを批判すればいい。
- 404 :吾輩は名無しである:2017/05/07(日) 13:15:18.97 ID:P2FYLJeS
- 引用?べつに引用しているわけでないし、これを引用とは呼ばないでしょう。
まとめているだけですよ、この板で議論の進展がないかとほんのわずかな希望を抱いてね、
議論があれば自分の理解も深まるしね。
原文?専門家でもないしそれほど英語が達者でもないしね。
先ほどちょっと調べてみたがさる高名な学者はやはり原文で EagletonのLiterary Theoryを読んでいたようだ、
自著のなかで70年代以降の文学批評理論の進展の目覚ましさに触れていたので確認したまでだけど。
だがこのフランス語も極めて達者な彼がフーコーなどは翻訳で読んでいる、
つまり良い翻訳があれば原著で読むより色々な意味において極めて効率的だということ。
かってこれも高名な学者が英語で読むと隔靴掻痒の感が否めない、と書いていたことを思い出すが
あなたはよほど英語が達者なんでしょうね。
Literary Theoryを読んでいた学者は英語圏の学者より英語も周辺知識も達者だったんだから、
Eagletonは英語で読んだ方がよく理解できたのだろう。
もっとも翻訳は出版されていなかったし、・・・ということもあるけどね。
- 405 :吾輩は名無しである:2017/05/07(日) 13:23:37.70 ID:vlTmDhep
- 記述することができる、
かー
硬いなあ
多分describe
それなら
「言い表す」
ですよ
- 406 :吾輩は名無しである:2017/05/07(日) 14:14:23.46 ID:zjOHh1Ik
- >>404
ああ、引用じゃないんだね。
他人による他人の評をまとめたんだね。
僕は>>403だけど、>>401に謝らないといけない。
>>401は正しかった。
- 407 :吾輩は名無しである:2017/05/10(水) 20:30:14.15 ID:A8j9DJHc
- His(=Plotinus') life is almost co-extensive with one of the most disastrous periods in
Roman history. .....
He turned aside from the spectacle of ruin and misery in the actual world, to contemplate
an eternal world of goodness and beauty. In this he was in harmony with all the most
serious men of his age. To all of them, Christians and pagans alike, the world of practical
affairs seemed to offer no hope, and only the Other World seemed worthy of allegiance.
To the Christian, the Other World was the Kingdom of Heaven, to be enjoyed after death;
to the Platonist, it was the eternal world of ideas, the real world as opposed to that of
illusory appearance. (Russell, History of Western Philosophy, p.)
- 408 :吾輩は名無しである:2017/05/10(水) 21:08:15.77 ID:A8j9DJHc
- (In) the imagination anything goes that can be imagined, and the limit of the imagination
is a totally human world. Here we recapture , in full consciousness, that original lost sense
of identity with our surroundings, where there is nothing outside the mind of man, or
something identical with the mind of man. Religions present us with visions of eternal and
infinite heavens or paradises which have the form of the cities and gardens of human
civilization, like the Jerusalem and Eden of the Bible, completely separated from the state
of frustration and misery that bulks so large in ordinary life. (Frye, The Educated Imagination)
- 409 :吾輩は名無しである:2017/05/18(木) 14:48:33.76 ID:gP4YjirU
- さあみなさん見果てぬ『夏の夜の夢』をまた楽しもうや
The lunatic, the lover, and the poet
Are of imagination all compact.
- 410 :学術:2017/05/19(金) 09:09:19.40 ID:qBzK5T9v
- ユートピアが制限された自由でも自由すぎる。
地獄や天国 現世でも仕事を残して、仕事をすべきだろうな。
- 411 :吾輩は名無しである:2017/05/19(金) 10:34:15.20 ID:3wIA6z+w
- >>407-408
ラッセルとフライを対比させたかったの?
ラッセルのはただの紹介だし、フライのは言っても言わなくても大して変わらないけど、言わない方が間違えないからまだマシ、といったレベルの戯言だと思うけど?
- 412 :吾輩は名無しである:2017/05/19(金) 17:46:32.68 ID:Ht4z3gx5
- 外界が荒れ狂っている時、人は心のうちに向かう
心が安定し力が充実している時、人は外に向かう
フライの時代は世界の破局を思わせるような大戦が立て続けに2度も起こった時代
彼は外の世界があてにできず心の内に永遠の世界を求めたんだよ
これはイーグルトンも『文学とは何か』で述べている通り
とすればプロティノスも同様でなかったろうか
そう思ってラッセルを調べてみるとやはり同じことが書いてある
フロイトにも同じ傾向が認められる
'(A group) wants to be ruled and oppressed and to fear its masters.'
内に向かう能力のないものは権力に盲従することで心の安定を図るのだ
- 413 :吾輩は名無しである:2017/05/19(金) 18:04:03.87 ID:xRuHhBMR
- >>412
フロイトのような巨人と並べるのは無理だろw
小物感がハンパじゃないw
- 414 :吾輩は名無しである:2017/05/19(金) 21:46:38.22 ID:Ht4z3gx5
- お前相当バカだね
- 415 :吾輩は名無しである:2017/05/19(金) 22:25:02.31 ID:dt0tgtK3
- うれしいこというねえ
- 416 :吾輩は名無しである:2017/05/19(金) 23:05:16.52 ID:sQ5Dnl0r
- >>412
なんかフライを勘違いしとるな
「聖書が事実かどうかなど関係ない、それがいかに文学者の想像力に寄与したかだ」
フライ読んでないやろ
英文コピペして引用する前に文脈読んだほうがいいぞ
>そう思ってラッセルを調べてみるとやはり同じことが書いてある
インターネット時代にこれやると同じように○○と思ったやつがヒットするだけやぞ
だれしも中二病を他人に反映したがるもんなんや
英語で引用したいならきちんと全文読破してからにすることやね
- 417 :吾輩は名無しである:2017/05/20(土) 13:15:27.77 ID:fZNig4XA
- >「聖書が事実かどうかなど・・・
>>408にはそんなこと何も触れてないんじゃない
>>407・408共に、過酷な現実から目そそらし想像の世界に目を向ける彼らの傾向を指摘してるだけじゃない?
- 418 :吾輩は名無しである:2017/05/24(水) 18:14:41.66 ID:3GCBu0Pq
- かつての「柔道」とJudoの関係のようになった日本文学研究 - Togetterまとめ
https://togetter.com/li/1113506
- 419 :吾輩は名無しである:2017/05/25(木) 12:48:24.85 ID:v3IbCrUy
- 大衆がフルコースで文学を味わう時代はもうとっくに終わったよ。
今や記それは憶の痕跡、
スーパーの片隅で昔懐かしの味を売る店の埃をかぶった一品。
しかもそのスーパーさえ廃業を余儀なくされている
大衆って何だったっけのこの時代、
文学はオタク族にとっての嗅ぎたばこ、あるいは毒キノコ。
- 420 :吾輩は名無しである:2017/05/30(火) 14:55:24.97 ID:0ic3pDs6
- ナラティヴとテイルの違いがよくわからないな
同じもの?
- 421 :学術:2017/05/30(火) 18:13:00.91 ID:Jjkh0DC0
- 中二階病人。
- 422 :吾輩は名無しである:2017/05/31(水) 20:17:24.55 ID:3B9pQElw
- 【脳】成人期の読字学習で脳が変容、研究 [無断転載禁止]©2ch.net
ttp://egg.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1496074239/
- 423 :学術X:2017/06/02(金) 18:56:06.70 ID:/q2P5yTy
- 中三階陥没病。
- 424 :学術:2017/06/02(金) 19:55:43.60 ID:9hbceWHR
- 上四階転落病。
- 425 :学術:2017/06/02(金) 19:57:01.98 ID:9hbceWHR
- しかし整形外科が大流行りで儲かってます。
130 KB
新着レスの表示
★スマホ版★
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
read.cgi ver 05.05 2022/08/31 Walang Kapalit ★
FOX ★